ファイルコインの保存に適したウォレットを知りたい！
ウォレットの種類や違いを知りたい！
結論からご説明すると、ウォレットにはホットウォレットとコールドウォレットの2種類が存在しており、どちらもファイルコインに対応しています。
また各ウォレットごとにさまざまなメーカーからウォレットが開発されています。
この記事では、ファイルコインに対応した各メーカーのウォレットを全て解説しあなたに適したウォレットを提示しています。
そのため全てのウォレットの特性を知った上で、あなたが選ぶべきウォレットがわかります。
Contents
ウォレットはファイルコインを安全に保管できる
ファイルコインの購入後、ウォレットに保管することでより安全にファイルコインを保管できます。
取引所にそのまま保管しておくことも可能ですが、ウォレットの方が安全性が高いです。
取引所がハッキングされた場合や取引所が機能を停止させた場合には、仮想通貨の入出金ができなくなり、資産の安全性に問題が生じます。
ウォレットを活用すれば、取引所に不測の事態が起きても仮想通貨を守ることができるのです。
ちなみにウォレットでは秘密鍵を管理します。
仮想通貨は公開鍵と秘密鍵から構成されており、2つが揃えば仮想通貨の取引が可能となります。
公開鍵は誰でも確認できますが、秘密鍵は所有者だけが確認できます。
仮想通貨の管理とは秘密鍵を管理することとも言えます。
ウォレットの種類は「ホットウォレット」と「コールドウォレット」
ホットウォレット
ホットウォレットは、インターネットに接続した環境でファイルコインを管理するウォレットです。
インターネットに接続すれば利用できるため、送金や取引が容易なことが利点です。
ちなみにホットウォレットには、以下の3種類があります。
- ウェブ
- モバイル
- デスクトップ
ウェブウォレット
ウェブサイト上にファイルコインを預ける仕組みのウォレットです。
パソコンやモバイル端末など、ファイルコインを預けているサイトにアクセスすれば管理できます。
アクセスできる端末さえあればどこからでも操作可能なため、使い勝手は良いと言えます。
しかしその反面セキュリティ面に懸念があります。
具体的にはウェブサイトのため、サイバー攻撃を受ける危険性も。
またサイトメンテナンス中には、仮想通貨の入出金できない期間が発生します。
モバイル
スマホやタブレットに専用のアプリをダウンロードして使用します。
アプリをダウンロードした端末のみファイルコインを管理できます。
モバイル内にて管理されるため、ウェブウォレットよりもサイバー攻撃のリスクが低いです。
ただしモバイルを紛失したら、預けていたファイルコインも紛失することになります。
モバイルの管理に気をつける必要があります。
デスクトップ
パソコンにソフトウェアをダウンロードして利用する仕組みです。
モバイルウォレットのパソコン版です。
ちなみにデスクトップウォレットには以下2種類が存在します。
- 簡易型・・・仮想通貨の管理だけ
- 完全型・・・管理だけでなくマイニングできる場合も
ただし完全型の場合、多くのデータ容量が必要とされます。
マイナーでない限りは簡易型で十分です。
コールドウォレット
コールドウォレットとはインターネット接続のない環境で仮想通貨を管理するウォレットです。
インターネット接続から切り離されているため、サイバー攻撃による仮想通貨の盗難リスクがほぼゼロに抑えられます。
コールドウォレットには以下の2種類があります。
- ハードウェア
- ペーパー
ハードウェア
物理的なデバイスにファイルコインを保管するウォレットです。
専用のアプリがインストールされているパソコンであれば、どこからでも管理可能です。
ちなみに以下3つのリスクもあります。
- ハッキング（中古のハードウェアの場合）
- デバイスが破損するとファイルコインを取り出せなくなる
- リカバリーキーを忘れるとファイルコインを取り出せなくなる
ペーパー
ファイルコインの秘密鍵を文字列やQRコードにして管理する仕組みのウォレットです。
インターネットから完全に切り離せるため、サイバー攻撃のリスクをゼロで安全性は非常に高いです。
ただし秘密鍵が記載された紙を紛失しないよう保管する必要があります。
ウォレットのパスワード（秘密鍵）管理方法は2種類
ウォレットは、ファイルコインを安全に保管することができますが、秘密鍵を紛失したり忘れてしまうとファイルコインを2度と引き出せなくなります。
ちなみにウォレットの種類ごとに秘密鍵の管理方法が異なります。
秘密鍵の管理方法を加味し、利用するウォレットを選択することもおすすめです。
| ウォレットの種類 | 秘密鍵の保管方法 | 特徴 |
| ホットウォレット | カストディアル |
|
| コールドウォレット | ノンカストディアル |
|
ファイルコインに対応したウォレット14種類を比較
ファイルコインに対応しているウォレットのメーカーは以下14種類。
以下比較表となります。
※表は横スクロール可能です。
Filfox Wallet | TJ Wallet | imToken | Math Wallet | Math Cloud Wallet | Ledger Nano S/X | Swipe | HiCoin | Ballet | Onellet | Trust Wallet | Mixin Messenger | CoinUs Wallet | Quattro Walet | |
オススメな人！ | ファイルコイン専用ウォレットが欲しい人 | 金属の端末で仮想通貨を保管したい人 | 信頼あるウォレットを利用したい人 | 複数種類の仮想通貨を1つのウォレットで管理したい人 | Math Walletをクラウドで利用したい人 | 複数の端末で仮想通貨を管理したい人 | 仮想通貨swipeに投資したい人 | 多くの機能を持ったウォレットを利用したい人 | 金属カードで仮想通貨を管理したい人 | 取引・管理・送金を1つのウォレットで完結させたい人 | ステーキングサービスを利用したい人 | 送金することが多い人 | Defiを利用している人 | 銀行口座とウォレットを紐付けて管理したい人 |
日本語対応 | × | × | ◯ | × | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
種類 | ウェブ | モバイル・ハードウェア | モバイル | モバイル | ウェブ | ハードウェア | モバイル | モバイル | ハードウェア | モバイル | モバイル | モバイル | モバイル | モバイル |
対応端末 | ウェブ | Android | Android・iOS | Android・iOS | ウェブ | Mac・windows・Linux(S/X)・Android(S/X)・iOS(Xのみ) | Android・iOS | Android・iOS | Android・iOS・Windows | Android・iOS | Android・iOS | Android・iOS | Android・iOS | Android・iOS |
パスワード保管 | ノンカストディアル | ノンカストディアル | ノンカストディアル | ノンカストディアル | カストディアル | ノンカストディアル | カストディアル | カストディアル | ノンカストディアル | カストディアル | ノンカストディアル | ノンカストディアル | ノンカストディアル | カストディアル |
安全性 | ◯ | ◯ | ◎ | ◎ | ◯ | ◎ | ◎ | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ | ◎ | ◎ | ◯ |
Fillfox Wallet
Filfox WalletはファイルコインのマイナーであるFillfoxが作ったウォレットです。
ウェブで管理できるため使い勝手はいいですが、ファイルコインの保管しかできません。
ファイルコイン以外の通貨を保有している方には不向きのウォレットです。
TJ Wallet
TJ Walletは中国のメーカーであるTJウォレットが作ったウォレットです。
チタン合金で作られたモバイルウォレットで、端末の強度が高いです。
ハードウェアを組み合わせることでセキュリティを強化することも可能です。
しかし日本語に対応していないため、はじめてウォレットを利用する方は、難しさを感じるかもしれません。
imToken
imTokenは2016年から販売されているウォレットです。
他のウォレットと比較し、信頼性が高いです。
理由はウォレットがハッキングされた回数が公開されているためです。
しかもハッキング回数は少ないため安心して使用することができます。
また預けた額に応じて利益を獲得できるステーキングサービスも充実しています。
Math Wallet
Math Walletは多くの種類の仮想通貨を保管できます。
ステーキングサービスも利用可能。預けた額に応じて利益を得ることができます。
また預けた仮想通貨がロックされない仕組みのため、急な変動相場に対応できます。
さらに独自通貨であるMathトークンもあり、拡大が期待されているウォレットです。
Math Cloud Wallet
Math Cloud Walletは、Math Walletのクラウド版です。
ウェブに接続できる端末さえあれば、どこからでも仮想通貨の出入金できます。
Math Walletと機能はほぼ同じです。
Ledger Nano S/X
Ledger Nano S/Xは世界で最も有名なハードウォレットです。
対応環境が幅広くほとんどのデバイスで利用できます。
また日本語にも対応しているため使いやすいです。
初めてウォレットを利用する方が安心して使用できるウォレットです。
Swipe
Swipeは仮想通貨Swipeを売買・管理を行うために作られたウォレットです。ファイルコインにも対応しています。swipeのウォレットは従来の銀行と結びつけることを目的としているためにセキュリティが高いです。
HiCoin
HiCoinはファイルコインを管理するだけでなく、ゲームやライブ配信など様々な機能をあわせ持ったウォレットです。
クラウドファンディングにも利用することができます。
ただし機能が多すぎるため、セキュリティ面に多少の不安があります。
Ballet
Balletは金属カードに記載されたQRコードを利用してファイルコインを管理するウォレットです。
金属カードも特徴的ですが、賠償保険や返金保証も充実しています。
仮想通貨の管理をサポートするアプリもあるため使いやすいです。
Onellet
Onelletはファイルコインの取引や管理、送金を1つで行えるウォレットです。
ウォレットがハッキングされた場合には保証もあり、安心して使えます。
ビットコインやイーサリアムなどは自己管理ですが、ファイルコインの管理は業者に任せることになります。
Trust Wallet
Trust Walletは名前の通り、信頼があり多くの人に使われているウォレットです。
クレジットカードで仮想通貨を購入できるため、価格が急に下落した際の買い増しに即対応できます。
相場の変動に応じてすぐに対応したい場合に、最適なウォレットです。
Mixin Messnger
Mixin Messengerはメッセージ機能付きのウォレットです。
メッセージの送受信に加えて、仮想通貨の送金もできます。
Mixin Messengerの利用者間では送金手数料が0円なので、送金回数が多い方はオススメです。
CoinUs Wallet
CoinUs Walletは使用方法が多数あるウォレットです。
Defiとの連動や手数料を多く払うことで素早い送金など機能が豊富です。
ウォレット自体は日本語対応ですが、ウェブサイトは韓国語で表示されるためわかりづらいです。
Quattro Wallet
Quattro Walletはファイルコインの他にビットコインやイーサリアムといった時価総額の大きな仮想通貨5種類に対応しているウォレットです。
FPをファイルコインに交換できます。
ちなみにQuattroカードとは異なるため注意が必要です。
まとめ
ファイルコインに対応しているウォレットは数多くあるため、どれを選択すべきか迷ってしまいます。
しかし本記事の14種類のウォレット比較表を見れば、あなたに適したウォレットが一発でわかります。
ちなみに現在ファイルコイン投資に力を入れているのであれば、現物購入よりもマイニングの方が将来的に数多くのファイルコインを取得することができます。
効率よく取得できるマイニング事業は以下の記事にて比較しています。