不用品(残置物)が大量に残る家を売却する手順 残置物ごと売却する手段

相続した不動産売却のポイント

売却したい家に残置物(不用品、家財)が残る場合は、通常処分してから売却活動を行う必要があります。

今回は、残置物が多く残る家を売却する時の手順や費用について不動産会社のスマートアンドカンパニーが解説いたします。

「残置物を処分しても家自体が古いから売却できなさそう」「残置物を処分するための費用の捻出が難しい」「残置物もそのままの状態で買い取って欲しい」

という場合には、対処法を解説しておりますので最初にこちらからご覧ください。

 

家の中の不用品(残置物)を売却前に処分する


まずは残置物を処分する2つ方法と費用を解説します。

方法1:業者に依頼する

残置物処理の専門業者に依頼するのが、もっともお手軽な方法でしょう。
インターネットなどで業者を探し、良さそうな業者に依頼をするだけです。以下のようなメリットがあります。

・大型家具の運び出しから処分まで行ってくれる。

・面倒な分別などもやる手間がかからない。

・特殊なものでない限り、ほとんど何でも回収してもらえる。

・プロが行うため、手際が良く、自分で処分にあたるより早く終わる。

・家具を一時的に保管したり、買取を行ってくれたり、業者によっては充実したサービスがある。

 

業者依頼は以下のようなデメリットもありますので確認しておいてください。

・費用がかかる。

・業者選びに気を付けないと、後から追加料金を請求される。

・中には無許可で営業する業者も存在するため、正規業者を探す必要がある。

 

費用

・かかる費用は、1立方メートルあたり8000〜15000円くらい。50万円前後かかるとイメージしておくといいと思います。
業者によって、アフターサービスが充実している、トラック載せ放題プランがあるなどサービスは様々ですから比べてみてください。

・築年数が古く更地にしないと売れないような家で建物の取り壊しを合わせて行うケースだと100~150万円となる場合が多いです。

 

処分までにかかる期間

問い合わせ、現地見積もりにそれぞれ1日。当日の処分には作業員3~6名で3時間~5時間ほどかかります。

 

方法2:自力で処分する やり方とかかる費用

不用品(残置物)を自分で処分する方法とメリットです。

・大きいものは粗大ゴミ回収を利用する。費用を抑えたい場合は、市区町村の粗大ゴミ回収センターに直接持ち込むといいです。カットできるようなら、小さくカットし一般的なゴミの日に少しずつ出せば安く収まります。

・衣類や古紙などは資源の無料回収を利用すれば費用がかかりません。

・売れそうなものはリサイクルショップを利用して処分をすれば収入になります。

 

以下のようなデメリットがあるため、自分で処分することはあまり現実的ではないかもしれません。

・多くの不用品(残置物)を自分で処分することは1日で済むような簡単なことではない。時間と労力がかかる。

・分別をしなければならないため、タンスの中なども一つ一つチェックして分ける作業にかなりの時間がかかる。

・リサイクルショップへの持ち運び、粗大ゴミ回収センターまでの持ち運びにトラックなど借りる必要がある。大きなものの運び出しには最低でも大人2人いないと無理。

エアコンや冷蔵庫などの家電は、粗大ゴミでは回収してもらえない。また、エアコンの取り外しは専門業者に依頼する必要があり、家電リサイクル料金がかかる。

 

費用

・一般ごみや資源回収に該当する不用品の場合、処分費用は無料。ごみ袋代だけで済みます。

・粗大ゴミの回収費用相場は、基本料金は2000円。回収料金は500円~となっているため、利用料金は2500円以上。

・家電リサイクルにかかる費用は、例えばエアコンは990円、冷蔵庫は大きさによって変わり、3740〜5000円前後。郵便局で振り込みの場合は加えて振り込み手数料もかかる。

 

かかる期間

1日がかりで取り組み、分別や処分を含めると1ヶ月以上かかるとみておいた方がいいかもしれません。

家の中の不用品(残置物)の処分したら売却査定を依頼する

相続した家の内部の不用品が片付いたら、不動産の売却査定を依頼します。

不動産を売却する際には、まず最初に査定を取らなければ始まりません。査定とは不動産会社に依頼して、物件価格を計算してもらうことです。

最新の不動産売却ランキングなどをチェックし、人気がある査定サイトから査定をとることをおすすめします。

まずは査定サイトで査定をとってみて、実際に不動産会社の人に会う前に以下の点を確認して置くと取引がスムーズに進みます。

 

①住宅ローン残高の確認

お手持ちの物件は、住宅ローンが残ってはいませんか?現時点での、住宅ローン残高を確認しておきましょう。相続した実家の場合は、住宅ローンが残っていない場合の方が多いです。

銀行に申し出れば、住宅ローン残高の残高証明書を発行してくれます。住宅ローンの残りは、売却時に全額一括返済する必要があり、不動産の売却価格を決める上では重要な情報となります。

 

②不動産の情報がわかる書類を用意しておく

不動産の売却では、買主に引き渡す書類がいくつかあり、必要となってきます。戸建て住宅の場合、土地の実測図や土地の境界を確認できる書類、建物の設計図書(確認申請図または竣工図等の建物図面)、建築確認申請書および建築確認済証、検査済証、あれば越境の覚書などです。これらの書類がなくとも売却はできます。売却を始める際に不動産会社から書類の有無を確認されますから、無い場合でも心配はいりません。

 

③修繕履歴の確認

戸建売却の際には、シロアリ予防は行ったのか?外壁塗装は何度行ったか?など、家屋の定期的な維持のために行った修繕履歴をできたら確認しましょう。定期的にケアを行ってきた家屋は、売却時のセールスポイントになることもあります。

 

④売却したい価格と売却にかける期間の設定

査定を依頼する前に、売却したい目標額と、売却期限をあらかじめ考えておくと良いでしょう。金額と期限は不動産売却の際には重要な項目です。

今後複数の不動産会社から査定を取り、ご自身の物件にピッタリな不動産会社と契約していくわけですが、希望の金額と売却期限は一番最初に不動産会社に伝える情報でもあります。ちなみに不動産売却には、販売期間+引き渡しまで含めて最短で4か月かかると言われています。売却希望価格の設定は、住宅ローンがある場合には、残ったローン以上の金額で売却できなければ損してしまいます。不用品が残された家の場合には、残置物処分にかかる費用を上回る金額で売却できると良いですね。

 

家の中の不用品(残置物)をそのままの状態で売却したい

老朽化が進んでいる家を50〜100万円の処分費用をかけても、売却できるとは限りません。

「費用をかけることも難しいからこのままの状態で売却したい」

という場合には、ぜひ一度弊社スマートアンドカンパニーにご相談ください。

例えば、以下のような問題を抱えていましてもお任せください。売主さまが一切費用を負担することなく、そのままの状態で買取しております。

・残置物やゴミが大量に残っている
・老朽化が激しく、雨漏りなど他にも壊れている箇所が多い
・借地権付きの建物を売りたい
・再建築できない土地の実家
・現在の建築基準法に適合していない
・空室が多い古いアパートを相続してしまった
・不動産に関する書類を紛失してしまっている
・境界線でトラブルを抱えている

ご面倒な問題を抱えている場合でも、弊社に全て丸投げしていただけたらと思います。

弊社の執行役員原田がご相談の対応をしております。
大手不動産会社よりも丁寧で親切な対応を心がげておりますので、ちょっと相談したい時や買取価格が知りたいだけでもお気軽にご連絡いただけましたら嬉しいです。
買取に至らなくても、その後営業電話をするようなことは一切いたしませんのでご安心くださいませ。

 

株式会社スマートアンドカンパニー
☎︎080-3218-0911
✉️harada@smartand.co.jp
担当:原田(執行役員)24時間以内にご対応いたします!

 

弊社は、現在東京・神奈川・千葉・埼玉と限定した地域での買取に対応しております。

上記以外の地域で、問題を抱えた不動産を売りたいという場合には、以下のサイトの活用をおすすめしています。弊社のようにそのままの状態で買取している業者が多いです。

 

業者によって買取の条件は異なりますので、全てで査定をとってみて、一番条件が合うところを選択するというのがいいと思います。

「弊社の買取価格と比べておきたい」という場合にも以下のサイトをご利用ください。

おすすめ無料査定サイト買取を成功させるポイント

売却査定依頼はこちら

・問題を抱えた不動産専門の買取業者から査定を取ることができるので即日の手放しが叶います!
・対応地域:東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫


イエウール

47都道府県対応可能
・相続した家だけでなくマンション・アパートマンション一棟にも対応
・業界最大数の不動産会社と提携しているので即日買取の不動産会社が見つかりやすい
・備考に買取専門の業者から査定を取りたい旨記載しておくと専門の業者から査定を取ることができる

 

まとめ

不用品(残置物)のある家の売却手順をまとめると以下のようになります。

・不用品が多い家は売却する前に不用品を処分する必要がある
・不用品の処分は業者依頼(50-100万円)or自分で行う方法がある
・弊社なら不用品もそのままの状態で家を売却可能

 

 

 

 

大切な相続不動産をご納得いく形で売却できるよう祈っております。