設備が整っているマンションは売れやすい?

シリーズでお送りしている、中古マンション売却査定のポイント。
「自分が所有しているマンションを売却したいけど、良い物件なのか分からない」
「中古でも売れるの?査定の際のポイントって何?」
売りたい気持ちはあるけど、まだ一歩を踏み出せない方に要点をまとめてお伝えしております。

中古マンション査定の金額を決める主な条件の「立地・間取り・設備」について順に説明していますので、ご覧になっていない方はこちらもぜひ読んでみてくださいね。今回は「設備」がテーマです。

どんなに新しくて素敵なマンションでも、設備が整っていないとなかなか売れないものです。
特に、お風呂、洗面所、トイレといった水回りは価格査定に大きく影響します!
買うにせよ借りるにせよ、水回りがきれいでかつバス・トイレに関しては別である事が絶対条件である人が多くなっています。
中古マンションは特に、綺麗にしているお部屋でもボロが出やすいのが水回りなので、綺麗であることに越したことはありません。

他にも、意外と「脱衣所」が売却査定に大きく影響します!
ファミリー向けなどの大きめのマンションであれば脱衣所は大抵あるかと思いますが、一人暮らしの部屋でも、重視されるポイントなんです。

一人で住んでいたとしても、恋人や親、友達が泊まりに来ることってありますよね?!
脱衣所があるかどうかで、似た物件があった際に、どちらに入居するか否か大きく分かれるところです。
脱衣所がある物件はその分査定金額上乗せされることが多いですよ!
脱衣所があるお部屋は、間口が広く、住居スペースも使いやすいことが多いので、査定金額も高くなりやすく、中古でマンションを売却に出しても早めに売れやすいんです。

また、投資の中古マンションの売却についておすすめ情報をちょっとだけご紹介します。
ずばり、設定している賃料がミソ。
都内のマンションの場合、賃料は10万円以下にしている物件が売れやすいです!

投資用に購入を考えている方は、当然賃貸の空きが出にくいマンションを探します。
投資の場合は、新築よりも中古を購入する方が圧倒的多数です。
賃料が10万円以上だと、入居者がなかなか入りにくくなるので売却に出してもどうしても売れないのが現実。
都内では、ワンルームマンションの場合、賃料10万円を超える物件は苦戦を強いられます。

また高級住宅街の、お金持ちの方が住むような超高級マンションも、もちろん、元がいい場所でいい物件なのである程度の高額査定とはなりますが、不景気になると真っ先に賃料が下がるため、査定金額は伸び悩みます。

地方になると、ワンルームマンションの場合、6~8万円の家賃に設定している投資マンションが人気です。
繰り返しになりますが、家賃の高い物件は空室が出たときに、その後次の入居者が来るまで時間がかかることが多いです。
入居者が絶えないマンションが査定金額も高くつくのでぜひ参考にしてください!

以上、ここまで3回にわたり、中古マンション売却査定のポイントをお伝えしてきました。
あなたがご所有の中古マンションがいち早く、満足のいく価格で売却成功することを願っています。
査定に出して今の金額を知り、自分のマンションの売りを見つけてアピールしていきましょう!!