マンションや不動産の査定をとる時は不動産鑑定士に依頼した方がいい?

不動産会社の選び方

不動産売却一括査定「イエイ不動産売却査定」

マンションを売却しよう!もしくは、家を売却しよう!
そう思った時に査定に出すかと思いますが、
その不動産の査定にはいくつか種類があるのはご存知ですか?

ネットで簡単に中古マンション売却価格を一括査定に出すのが一般的ではありますが、
不動産鑑定士による査定というのがあるんです。

この記事を読んで「不動産鑑定士」という言葉や、
そんな資格を初めて知ったという方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
不動産鑑定士の査定は有料で受けるもので、受ける必要が出てきて
しぶしぶ「不動産鑑定士」の有料査定を受けたという方もいらっしゃいます。

通常の不動産会社による不動産売却時の無料査定とは何が違うのでしょうか。
今回の記事では査定でかかる費用等、中古マンション売却査定のポイントをお伝えします。

そもそも、不動産査定って必要?!

 

「不動産鑑定か、不動産査定のどちらかを依頼しなきゃ…」
という状況になっている方のほとんどが、
税理士さんか弁護士さんに「鑑定評価書」を請求されています。
ただ、所有しているマンションを売ろう!と思っている方は必要ない書類とも言えます。

「不動産鑑定士」を請求されるケースはどんな時だと思いますか?
例えば、企業の社長などがその自身の会社と不動産を売買する時などです。
この場合は、不動産鑑定士による鑑定評価書が必要となってきます。

知り合いがいない中で、自分で不動産鑑定士を探すのは結構大変なこと。
しかも、不動産鑑定士の大半が個人企業なので、
インターネットで探してもホームページがなかなかヒットしないんです。

インターネットが主流の時代ですが、
そもそもホームページすら持っていない会社がほとんど。
なんとか不動産鑑定事務所のホームページを見つけても、
査定にかかる価格は載っていないなんて言うこともあります。

査定にいくら費用がかかるのか把握しづらく、かつ費用が高い印象があり、
簡単には査定に出せない実情があります。
かかる費用もわからないし、何でそんなにお金がかかるのかわからないと
ただ不安になるかと思います。
この後、なぜ高額な費用がかかるのかご説明します。

ちなみに、「参考までにうちのマンション、売却するとしたらいくらか知りたいなぁ」
そんな時は気軽に無料の売却査定をネットでしてみましょうね!
中古の場合は減価償却で売却価格がどんどん下がるので、早め査定がおすすめです。

不動産鑑定の費用相場をしりたい!

 

不動産鑑定士が行う不動産鑑定には、種類があるんです!
チョット難しいですが「鑑定評価額」と「類型(不動産の種類)」によって
違ってくるんですよ!ご存知でしたか?

不動産鑑定士に依頼した場合の費用の相場は
その不動産がいくらか、という評価額によって変動していくので
高額な不動産の査定の際には費用もかさみます。
書類の作成にかかる費用は法律上の規則はないので、各社異なります。
裁判用の資料となると上記の料金にさらに費用がかかる会社がほとんどですのでご注意。

例えば、鑑定評価額1,000万円以下だと、
建物と土地で25万円くらい、土地のみで20万円程度、マンションでは約30万円です。
1億円規模になると、さらに高くなり
建物と土地だと約55万円、土地のみで30~40万円、マンションでは80万円ほどです。

また「鑑定評価書」ではなく、「査定書」が欲しい!という方へ朗報です。
査定書に関しては、不動産の査定額によって査定書作成にかかる費用を変えている、
というような会社はほとんどないのでご安心ください。

だいたいですが、建物と土地の場合だと20万円前後、土地のみの場合約15万円、
中古マンションの場合約20万円です。
価格が分かると、依頼しやすくなりますよね!
あくまで参考価格ですので、実際に依頼する際には依頼する会社へ問い合わせてください。

評価書と査定書の違いって何なの?

 

評価書と査定書とは、どんなものなのでしょうか。
身近じゃない言葉なのでなかなかわからないですよね。
実は、使う目的が全く違うんです。

まず、「不動産鑑定評価書」についてお伝えしていきます。
実は、不動産鑑定士のみが不動産鑑定評価書を書けるんです!
国が決めている評価の基準に基づいて価格を算出するので、
鑑定評価書は、正式な証拠書類として利用できます。

鑑定評価書は「費用が高いなぁ」と感じるかもしれませんが、
手間も時間もかかるからこそ、この値段。
必然的に価格も高く設定されているということなのです。

誰かに売却するために価格を算出している、という査定とは目的が違うので
どうしても時間も費用も掛かってくるんですね。

次に「不動産査定書」についてです。
不動産鑑定士が作る不動産査定書は、「不動産鑑定評価書」とはことなり、
国の定めた評価基準はなく、不動産鑑定評価書の簡易版だと思ってください。

安価で簡単な内容の鑑定評価書が欲しい!という理由から
不動産査定書の需要があるのです。

しかし!中古マンションなどの査定は無料でOK

 

皆さんご存知かとは思いますが、ここまでご説明した不動産鑑定とは別に、
街の不動産会社が行っている無料査定があります。
中古マンション売却されたかたのほとんど全員が行っています。

今は無料査定が一般的なので、「査定にお金がかかるの?!」と、驚く方が多いです。
ネットで簡単に売却時の査定価格が分かるので非常に便利ですよね。

不動産鑑定士しか「不動産鑑定」が出来ないので、
発想を変えれば、中古マンションの鑑定や査定で費用が発生するというのは
不動産鑑定士以外では禁止されているということです。
ですから、不動産会社での中古マンション査定は無料。
もしネットなどで、費用がかかる査定などがあった場合には注意して下さい。

「この物件、いくらなんだろう」「うちのマンション、中古で売却するといくらかな」
そんな時は無料の査定でいいでしょう。
裁判所などへの証拠として提出する資料用の査定や、
工場や商業施設等の特別な物件の査定の時のみ、不動産鑑定士の有料査定をしましょう。

不動産の売却価格を知りたい時というのは、
中古マンションを売却したい時
相続をしなければならず遺産分割の協議をする時
隣の土地や中古マンションを知人同士で売買する時
と、この3つがよくあるパターンです。

相続の場合、遺産分割の協議をする際には、
身内で利用するだけですから無料査定で十分かと思います。
隣の土地や中古マンションを知人同士で売買する時も、
無料査定をして第三者の目から評価した価格があれば話し合いがスムーズになるでしょう。

また、身内や知人同士で中古マンションの価格を知りたい場合には
無料の一括査定サイトを使うことをおすすめします。

査定で特に問題となるのが、出された査定価格に客観的であるかどうかという事です。
鑑定士による不動産の鑑定評価だと、国が決めた鑑定評価の基準と言う規則があるので
信用できますね!

しかしながら、不動産会社による無料の査定は規則がないので
各社独自に査定を行っています。実際、その価格で売却できる保証はありません。
そのため、不動産会社による無料査定を利用する時には、
複数の不動産会社から価格査定をしてもらうのがベスト!
売却できる可能性がある価格の幅が分かり、参考になりますよ。

複数の不動産会社から査定金額を出してもらうには、
ネットで簡単にできる中古マンション一括査定サイトを利用するのがおすすめ。

一括査定サイトでは、5~10社の不動産会社から、査定を無料でしてもらえます。
お金もかからず、家からも出ず、簡単に参考価格が分かるので使わない手はありません!

不動産会社はお金をもらって査定するというわけではないので、
誰かが得するような偏った価格を出すこともないので安心して利用できます。

まとめ


不動産鑑定士に査定の書類を作ってもらった時にかかる費用、分かりましたか?
必ずしも不動産鑑定士に頼む必要はなく、
特に中古マンションは無料査定でOKなケースがほとんど。
正しくお得に不動産査定をしてもらいましょう。

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