ゴミ屋敷化したマンションは、売却することができるのかと不安を抱えている方もいることでしょう。
ゴミ屋敷化したマンションでもしっかり対策すれば高値で売却することができます。
今回は、不動産会社であるスマートアンドカンパニーがゴミ屋敷化したマンションを高値で売却する方法について解説します。
この記事では、以下を知ることができます!
・ゴミ屋敷のマンションを売却するためにまずやること
・ゴミ屋敷のマンションを高値で売却する方法
・ゴミ屋敷だったということを隠しておいて大丈夫か
Contents
ゴミ屋敷化したマンションを売却するためにまずやることは2つ
大量のゴミの処分 処分方法について
ゴミを片付ける方法は、自分で片付ける方法と、業者にお願いする方法があります。
大きな違いは、自分でやるか人にやってもらうか、体力がかかるかお金がかかるかの簡単な違いです。
まずは体力がかかる方で出費を抑えられる自分で分別する方法を見ていきましょう。
部屋の中を見渡して地域のごみの回収が出来る程度のゴミを燃えるもの、燃えないものなどに分けて行きます。
資源ゴミや粗大ごみは仕分けの方法が各自治体によって違うので分別方法が分からない場合は市役所などにゴミ分別パンフレットが置いてあるので貰って来てよく読んで分別してみましょう。
一度に出すより何度かに分けて回収日に出していくと良いのではないでしょうか。
体力と根気は必要ですが費用は最低限に抑えられます。
そして業者に頼む場合、プロなのでやはり早いし上手く片付けてくれますが、お金がかかります。
広さにもよりますが、車両を出す費用、人件費、ゴミ処分費で広さ1DK作業員2~3名動員して6万円位からとの事ですが、ゴミの量でも変わってくるのでまずは見積もりをしてもらいましょう。
またその部屋で亡くなっている人がいる場合は特殊清掃となるので更に特別な作業が必要になり費用もそれに加えて掛かります。
ゴミを片付けないで売る事も可能ですが、不動産業者が代わりに行うごみ処分費がかかるため、その分値引きをされてしまいます。
高く売却したいのであればなるべく自分で片付ける事をお勧めします。
悪臭の除去と方法
ゴミから出る臭いは強烈です。長く放置していれば尚更です。
例えば食品が腐った臭い、キッチンやトイレ、バスなど水回りの悪臭、ペットの臭い、古着やカーペットについたカビや細菌の臭いなど様々ですが、これが混ざると想像を超える激臭になります。
ゴミを捨てる事が悪臭を断つ最初の手段です。ゴミを捨ててからの悪臭の除去についてご説明しますね。
臭いがキツいので窓を開けて換気をと言いたいところですが、最近では隣の建物が近く、窓同士がすぐ目の前にあったりするので気軽に窓を開けると悪臭で迷惑をかけてしまう可能性があります。換気をする際には窓の位置や建物の距離なども確認してから開けるようにしましょう。
ゴミを捨てて拭き掃除をしてもまだ臭う場合、市販の消臭スプレーを撒く方法もあります。
ファブリーズのようなものであればドラッグストアに売っています。
染み付いた臭いが強烈な場合は、強力な業務用の消臭スプレーが良いです。
ホームセンターやネットで手に入れることが出来ます。
その他、クロス(壁紙)張替えという方法もあります。長年臭いが染み付いたものを張替えて新しいものにすればだいぶ良くなります。広さにもよりますが価格は6畳部屋で30000円ぐらいからできます。
臭いの元となるゴミを捨て、掃除をして、除菌消臭スプレーを撒いて、それでも臭うなら壁紙を張り替えていくなど臭いの原因となるものを一つずつ排除していきましょう。
ゴミ屋敷だったマンションを高値で売却する方法
ゴミ屋敷の売却で実績のある不動産会社を探す
ゴミ屋敷だったマンションを高値で売却するためにまずやることは、不動産会社探しです。
ゴミ屋敷などの特殊な物件の売却を得意としている不動産会社はあります。
そのような不動産会社を複数比べてみて一番良い会社に依頼をするのが一番高く売れる方法です。
ゴミ屋敷だったマンションの売却を得意とする不動産会社の探し方は、インターネットの無料一括査定サイトを活用します。
ネットで査定をとる際、特記事項にゴミ屋敷だったことを書いて申し込めば、後ほどゴミ屋敷の売却を得意とする複数の不動産会社から査定額のメールを受け取ることができます。
査定額を出してくれた業者の中でやりとりをしてみて一番信頼できそうだった会社に依頼をするという手順になります。
どの査定サイトを活用すべきかと悩む方は、ランキングをチェックして人気が高い会社から査定をとることをおすすめしています。
マンションの修繕はやらないで売却した方が良いことも
ゴミがあった部分や汚れてシミになっていたり傷んでしまった部分は修繕してから査定してもらった方が良いのでしょうか。
建物の修繕や補修に関しては、判断が難しいので先走って建物の補修や修繕はしないのが賢いやり方です。
最近は、自分たちでリフォームしたい人が増えているので、先にお金をかけて修繕や補修をしても、その後さらにリフォームしてしまう可能性が出てきます。
補修や修繕に掛かる費用を売却査定時から値引きして、買いやすくした方が早期売却できる可能性が高まります。
リフォームは最近流行っているので逆に自分でDIY出来る事が売りになるかも知れません。
不動産会社に売却するマンションがゴミ屋敷だったことを伝えた方がいい?
結論から言えば伝えた方が良いです。
ゴミ屋敷の場合、売却査定の際に購入する人に言っておく必要はないのですが、後で「実はゴミ屋敷だったんですよ」という話を耳にしたら、「ええ!聞いてないよ!」と、クレームをつけられる可能性も出てくるので、告知しておいた方が安心ですね。
買い手がその事実を知っても、価格次第では購入してくれる人がいるかも知れないので査定を依頼する際は、最初は中古マンションであったことをしっかり伝えていきましょう。
後々事が重大になる前に話し合いをして、対処を検討し、売却査定につなげるという手を打っておいたほうがいいでしょう。
ゴミ屋敷だったマンションを売却できない場合は買取の手段がある
購入希望者がみつからなければ、業者に買取してもらう選択肢もあります。
中古マンションの売却査定相場よりも割安になりますが、査定も売却も出来ないという事はないので、ダメ元で聞いてみる方法もあります。
そして、中古マンションがゴミ屋敷化しても売却できます。価格次第では買いたいという人がいますので時間をかけて根気よく探してみましょう。
不動産会社の買取の場合も高値で買い取ってくれる業者を探す必要があります。
こちらもネットの査定サイトを活用して複数の不動産会社から買取の査定額を出してもらいます。
人気の高いサイトを活用すると良いでしょう。
まとめ
ゴミ屋敷の中古マンションでも対策を打てば高値で売却は可能でしたね。
今回の記事をまとめると以下となります。
・ゴミ屋敷だったマンションを売却するにはゴミの処理と悪臭の除去をまず行う
・高値で売却するには実績のある不動産会社を見つける
・ゴミ屋敷だったことは不動産会社に隠さず伝える
・売却できない場合は、買取という方法もある