福岡で中古マンションの高額売却査定を目指そう!
福岡では、近ごろ不動産市況が安定した回復をし始めています。
地価公示価格は、2015年から連続して上昇をし、2018年の地価公示平均値は、前年と比べ2%上昇しています。
福岡駅周辺のオフィス賃料も、軒並み上昇をしています。
福岡で、中古マンションを売却するならば、どういったことに気をつければ、高い査定額がでるのでしょうか。
売却しやすい中古マンション、逆に売却しにくい中古マンションはあるのでしょうか?
ここでは、福岡の中古マンションを高く売却できるポイントについて考えていきたいと思います。
Contents
福岡はどんな街?
大企業の支店が多い
福岡では、交通網が発達したことによる不動産市場の変化が見られています。
日本の不動産の価格は、はじめに東京で値上がりをすると、それが全国に広がるという動きをしますが、近ごろでは、東京の次に動きが出るのが福岡であるといわれているのです。
それはなぜでしょうか?
理由は、地方都市の経済を、東京に本社を構える大企業の支店が支えているということにあります。
以前は、大阪や名古屋など比較的東京に近い地方の大都市にも、多くの支店が置かれていました。
ところが、新幹線や飛行機などの交通網が発達したことにより、大阪や名古屋などには、わざわざ支店を置かなくても、東京から直接アクセスすることが容易になりました。
そのため、大阪や名古屋など東京に近い地方大都市の支店は撤退していく傾向にあるのですが、福岡は、大阪や名古屋などに比べると東京から遠く不便であるため、支店が残っているのです。
また、福岡は中国や韓国にも近いため国際的な利点があるというのも、福岡に支店が残っている理由の1つです。
東京の次に値上がりする
バブル期前やリーマンショック前などは、東京で不動産の値上がりがあると、次に値上がりをするのは大阪でした。
ところが、最近では、東京の次に値上がりをするのが福岡になってきています。
1つの要因として、東京に本社を構える大企業の大阪支店が相次いで撤退していることを受けて、大阪の人口が減少し、代わって、福岡の人口が増えていることにあると考えられます。
福岡で中古マンションの売却をするときの注意
福岡での中古マンションの売却査定額は、軒並み上昇傾向にあるので、比較的、高額査定で売却しやすいといえます。
しかし、注意すべきことは、福岡では、中古マンションの売買取引が活発に行われるエリアが、非常に限られているということです。
東京であれば23区だけでなく、隣接する横浜や川崎、千葉、さいたま・・・と広い範囲で商圏が存在しますが、福岡での商圏は、大企業の支店が集まる周辺、ほんのわずかな範囲となるといえるでしょう。
なぜなら、有力な買主となるのは、「東京に本社を構える企業の支店に勤務している人たち」だからです。
彼らは、東京の従業員と同一水準の給与をもらっているため、地元福岡の中小企業勤務の人たちに比べると、高い給与をもらっています。
福岡において、最も購買力のある層が大企業の支店勤務者なので、彼らが通勤しやすいエリアの中古マンションであれば、比較的スムーズに高い査定額が出る傾向にあるのです。
逆に、大企業の支店から遠く、交通の便が悪いエリアでは、なかなか買い手がつかず、苦労をすることが多くあるようです。
福岡で人気のある中古マンション
さきほども書きましたが、買主となるのが、大企業の支店に勤める方が多いので、支店に通勤しやすいエリアにある中古マンションが人気です。
単身赴任者ばかりではなく、家族で住む方も多いので、ファミリータイプのマンションも人気があります。
駅でいうと、博多駅、薬院駅、大濠公園駅周辺は、近ごろ人気が出ていますが、この3駅に共通するのは天神や空港へのアクセスがよいということです。
また、初めてマンションを購入する人たちよりも、買換えでマンションの購入をする人たちの方が、購買意欲が高いという特徴があります。
初めてマンションを購入する人たちと比べると、多くの方たちが年輩でもあり、その分資金にも余裕がある方が多いため、希望に合う物件であれば、多少高くても購入したいと思う方が多い傾向にあるようです。
こういった買換えの方たちをターゲットにしても、売却しやすいといえるでしょう 。
中古マンション売却査定に適した時期は?
大企業の支店が多くある街ですので、人が大きく動くのは転勤の時期です。
4月の異動の時期に先駆け、2~3月が特に動きが活発化します。また、9月も、比較的転勤の多い時期になります。
この時期は、福岡に限ったことではありませんが、転勤者の多い福岡では、この2~3月に売却することを目指して、査定を受けるのがおすすめです。
福岡で中古マンションの売却査定を受けるなら・・・
福岡で、中古マンションの売却をするならば、狭い商圏で、東京に本社を構える大企業の支店勤務の人という限定された買主をターゲットとして、販売活動をしていかなくてはなりません。
そのため、有力な情報収集をすることはとても重要になります。
情報をいかにして集めるか・・・というと、大手の不動産業者と地元密着の不動産業者、両方のいいところを活用する必要があります。
大手不動産業者は、広く広告を出してくれるため、あなたが売却したい中古マンションの認知度を上げることができます。利用者は若年層が中心になります。
地元密着の不動産業者は、地元福岡の中古マンション事情により精通しており、適切に地元ならではの情報を得ることができます。
若年層にも、買換えを検討している方たちにも、同時にアプローチしていくには、大手不動産業者と地元密着の不動産業者、両方の力が必要になるというわけです。
中古マンション売却一括査定サイトを利用しよう
なにかと忙しい中で、販売活動をしていくわけですから、売却査定を受けるために、大手の不動産業者、地元密着の不動産業者といくつも訪問するのは難しいとおっしゃる方もおられるでしょう。
そんな方々へ、ぜひおすすめしたいのが、中古マンション売却一括査定サイトです。
インターネットを利用して、簡単な入力で、同時に、複数の不動産業者から査定額を出してもらうことができます。
もちろん、無料で利用することができます。
参加している不動産業者は、全国に名の知れた大手の不動産業者から地元密着の不動産業者まで多岐にわたっているサイトが多いので、さきほど書きました「情報収集」といった面でも頼りになると思います。
「インターネットはちょっと・・・」と敬遠される方もいらっしゃるとは思いますが、少しでも高い査定額と有利な売却を考えているのであれば、一度利用してみることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
福岡で中古マンションを売却するには、東京で売却するよりも限定的なエリアとターゲットに向けて、販売活動をしなくてはならないことがわかりました。
ご自身の中古マンションが、大手企業の支店に通勤しやすいエリアではないという場合は特に、少しでも高い価格で売却するためには、工夫が必要になるかもしれません。
いかに有力な情報を多く集めて、効率のよい販売活動ができるかがキーになります。
あなた一人では、集められる情報も限られてしまいます。
ぜひ、中古マンション売却一括査定サイトを利用して、たくさんの情報を収集し、高い査定額とスムーズな売却を目指しましょう!