マンションを売却する時仲介を依頼した不動産会社が信頼できるかチェックするポイント

中古マンションの売却査定を依頼し、実際に売却に向けて動き出そう!となったときに、多くの方が迷うことの1つに、不動産業者とどの媒介契約を結ぶかということがあると思います。
媒介契約は3種類あり、一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約、いずれか1つを選ぶことになります。
一般媒介契約は、専任媒介契約・専属専任媒介契約と比べ、複数の不動産業者に仲介を依頼でき、比較的自由度の高い媒介契約です。
ここでは、一般媒介契約について、みていきます。

不動産業者との相性が重要!


中古マンションの売却において、不動産業者との相性がいかに良いかということも大事なポイントになります。
高い査定をしてもらっても、不動産業者との相性が悪いと、そのあとの流れがスムーズにいかないかもしれません。
重要なポイントをしっかり押さえ、より理想に近い不動産業者を見極めましょう。

宣伝の仕方をチェック


売却依頼をしている各不動産業者が、どのような宣伝活動をしてくれているのかをチェックすることは、とても重要です。
物件情報を自社のホームページだけでなく、他の業者のホームページにも載せてもらっているのか?
ホームページ以外にどのような広告媒体を利用しているのか?
新聞折込みチラシや不動産情報誌に自分のマンションが掲載されている場合、どれくらいの大きさで載せてあるのか?などもチェック項目となります。

定期報告はどのような内容?


一般媒介契約に定期報告の義務はありませんが、売り主の要望により定期報告をしてもらうことができます。
一般媒介契約を結ぶときに、「2週間に1度」など定期報告のお願いをしておくとよいでしょう。
報告の内容は、各不動産業者、担当営業によって違いがあると言えます。
どのような内容を、どんな風に説明してくれるのか?などが大事なポイントです。
一言二言の電話やFAXで終わる業者もあれば、素人にでもわかりやすいよう丁寧に報告してくれる業者もあり、三者三様です。

どのような販売戦略?


販売戦略についても、各不動産業者、担当営業ごとに違いがあると言ってよいでしょう。
物件ごとにしっかりとした販売戦略をもっている業者もあれば、どのような物件でも同じような販売戦略しか実行できない業者もあります。
中古マンションの場合、近隣の環境など付加価値に魅力を感じ、その地域に住むことにこだわりを持っている買い主が多いように思います。
物件だけでなく、地域特性の把握やターゲットの絞込みなど明確なビジョンをもって販売活動をしてくれる業者が理想的です。

担当営業との相性


担当営業との相性は、絶対に欠かすことのできない大事なポイントです。
同じ営業さんでも、売り主との相性で、良く感じたり悪く感じたり…。
評判が良い営業さんが、必ずしもあなたにとってベストな営業さんであるとは限りません。

最近では、インターネットを使って、複数の不動産業者に一括して中古マンションの売却査定を依頼できるシステムが発達しています。
このような「中古マンション一括売却査定サイト」を利用して、まずは複数の業者に売却査定の依頼をし、一般媒介契約を結んで、じっくりとあなたの理想に近い不動産業者を見つけてみてはいかがでしょうか。
のちに、そうやって選択した不動産業者と専任媒介契約を結べば、販促活動も積極的に行ってくれて、失敗も少ないと思います。