マンション売却後の引越し時期について

売却の流れと基礎知識

不動産売却一括査定「イエイ不動産売却査定」

引っ越しについて考えるとき、こちらが出て行きたい時期と、新たな住民が住み始めたい時期はいつも合致するものなのか、気になりませんか。

例えば中古マンションの住民が、ワケあって今まで住んでいたマンションを決まった時期に売却したい、でも引き渡しはそれより1年後くらいにしたいとなったら、どうなるのでしょう。
そのような質問と回答がありましたので、紹介します。

質問者の方は、中古マンションに住んでいて、売却を予定しています。1年以内には売却したいのですが、引っ越しは事情があって、1年後くらいにしたいので、引き渡しは1年後という条件があります。このように売主の都合に合わせて決まった時期に売却して引き渡すことはできるのか、というのが質問の内容となります。さらに、もしそのようなことが可能ならば、どのような手順をふめばいいのかも聞いています。
今回は売主側の質問ですが、買い手側もこの時期に引き渡してもらわないと困る、というケースもあるかと思います。それで気に入った物件を泣く泣くあきらめたということも起きているのではないでしょうか。
さて、回答ですが、売却や引き渡しに時期を設定してしますと、売れにくくはなるものの不可能ではないとのことです。
ただ、早めの売却活動が決め手になるそうです。中古マンションの売却となると、不動産業者の選定など、最初から重要なことを決めていかなくてはなりません。その後も決めなくてはならないことも多く、一緒に暮す家族の理解や合意を得ながら進めていくとなると当然、時間もかかります。
今回のように1年という限られた時期での売却となると、少しでも早く売りに出した方が、時期の条件はあっても買い手が見つかる確率が高くなるので、早めの売却活動が決め手となります。

まずは、売却したい中古マンションの査定から始めます。一括査定サイトなどを活用するとよいでしょう。そして、査定後に不動産業者に依頼する際に、1年以内に売却したいことと、引き渡し時期は売却の1年後にしたいということを担当者にきちんと伝えておきます。そのような条件をきちんと伝え、了承した不動産業者が具体的な売却活動計画を立ててから進めるのがポイントです。
たとえ中古マンションであっても、人気のある地区に建っている、間取りや広さが希望に合う、管理の状態が良い、駅近や買い物が便利など、「買いたい」と思う要素が多い物件でしたら、たとえ売却は1年以内で引き渡しは1年後という時期の条件があっても、すぐに売れるはずです。

それとは別に、近所に似たようなマンションがたくさん売りに出されている環境や、マンションの状態があまり良くない場合などは、条件の有無にかかわらず売れにくい物件となります。
さらにそこへ売却と引き渡しに時期の条件が付くとなると、さらに売れにくくなります。その場合、売るためにはどうしても値下げしなければならなくなるでしょう。
売却時期や引き渡し時期に条件を付けた中古マンションに買い手が付くかは、売却を依頼した仲介業者の担当者の手腕だけでなく、「買いたい」と思う人が現れるかというタイミングにもよります。このタイミングの期間は、できるだけ長い方が、買い手が現れる可能性も増えるので、早めに売りに出すことが重要なのです。
もし、値下げをしても、どうしても買い手が現れない場合は、中古マンションの買い取り業者に買い取ってもらうという方法をとることもできます。この場合、売却額は減額となりますが、時間を優先させる場合には、使える手といえます。この場合でも査定しておけば法外な値段で買い叩かれることもないと思います。
いずれにしても、まずはインターネットの一括査定サイトなどで売却したいマンションの査定をして、できるだけ早く売却活動を始めるというのが有効な手段のようです。

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