札幌への引っ越しを検討している人が心掛けるべきこととは?

引越し

札幌への引っ越しを検討する方の中には、引っ越しにまつわる悩みや、札幌の物件でうまくやっていけるか不安に思う方も多いかと思います。この記事では、札幌への引っ越しを検討している人が心掛けるべきことについてご紹介します。

合意のない引っ越し「夜逃げ」は絶対にしてはならない行為

通常、賃貸物件から新しい住居へ移り住むことを決めたら、まずは現在住んでいる部屋の契約を終了したい旨を大家さんや不動産会社に申し出て相談するかと思います。そして引っ越しの意志を伝え、引っ越しの日取りや、家賃はいつまで発生するかについてを確認し、双方合意の元、物件を引き払うのが一般的です。しかし、中にはそのような手続きを一切踏まずに突然部屋を出ていく人がいます。このように、不動産会社や大家さんから借りている住居の契約を終了しないまま一方的に出ていくことを「夜逃げ」と呼びます。夜逃げは、周囲の人に迷惑をかける行為であるとともにあなたの信用を落とす卑劣な行為ですので、絶対にしてはいけないということを心に留めておく必要があります。

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引っ越しではなく夜逃げを選択してしまう人の心理とは?

人生色々なことが起きますので、ある日突然「全てを投げ出して新しい土地に行きたい」と思ってしまうことはあるかもしれません。しかし、普通の感覚をお持ちの人であれば、夜逃げを実行しようなんて思い至らない人がほとんどかと思います。ちゃんと手続きをすませて引っ越しの手順を踏める人からすると、なぜ夜逃げをしようなどと思うのか、理解しかねるかと思います。きちんと連絡をして引っ越す人と夜逃げをしてしまう人の違いは、普段の生活や生き方にあります。夜逃げを選択してしまう人は、普段から家賃を滞納したり、遅刻をしたり、自分の欲望のままに毎日を過ごしているのです。そうやって日々の生活の中で人との約束や自分の責務を果たさないことに慣れてしまっていると、ある日突然、周囲の迷惑を顧みずに夜逃げを実行してしまうのです。不安定な世の中ですから、もしかしたら突然会社をクビになって、家賃が払えなくなってしまう状況に陥ることもあるかもしれません。そんな時に、落ち着いて家族や市に援助を受けられるか相談できるか、バックレて夜逃げしようと考えるか。日々の生活でやるべきことをきちんとコツコツしているかいないかで、建設的な対応をとるか面倒から逃げてしまうか対応が変わってしまうのです。

引っ越しの連絡をせずに夜逃げすると大家さんや不動産会社に迷惑がかかる

今住んでいる部屋を退去したい場合は、大家さんや不動産会社に連絡をしてから引っ越す必要があります。誰にも連絡せずに退去すると、大家さんや不動産会社にとてつもない損害を与えてしまうことになります。貰えるはずの家賃が得られないのはもちろん、修繕費や部屋のクリーニング代が敷金でまかなえない場合にも困ります。修繕などがすすまないと次の人に貸し出すこともできません。夜逃げをすると迷惑がかかるのは大家さんや不動産会社だけではありません。部屋を契約する時に保証人になってもらった両親に迷惑をかけてしまう可能性があるということも忘れてはいけません。両親が高齢の場合、年金で暮らしている方も多いかと思います。滞納した家賃や部屋の修繕費を全額負担できず、両親の生活にも大損害を与えてしまう可能性があります。連絡せずに勝手に引っ越すということは、周囲の人に大きく迷惑をかけます。「面倒がなくてラク」と軽い気持ちで絶対に夜逃げを選択しないようにしましょう。また、夜逃げした後の新居で本当に幸せに暮らせるかを考えてみることも大切です。面倒ごとを全て置いて出て行ってしまうとせっかくの新天地での生活も楽しめないことが目に見えています。ずっと心が重たい状態で生きていくのは辛い事です。自分の人生を台無しにしないためにも、夜逃げではなく必ず連絡を入れて引っ越すようにしましょう。

引っ越し先では隣人トラブルに巻き込まれないよう注意しよう

夜逃げをせずに、きちんと旧住居を解約し新居に引っ越すことは清々しいものです。きちんと以前の生活にケリをつけて新居での新生活をスタートさせた方に、是非知っておいて欲しいごとをご紹介します。それは、お隣さんとのご近所づきあいについてです。引っ越した最初の印象や対応が肝心です。ぜひちょっとしたことを気を付けるだけで新生活がより良いものになるので是非隣人との関係性については注意を払うようにしてみてください。まずは引っ越しの挨拶についてですが、学生や新社会人で賃貸物件に一人で入居する場合は特に手土産を持って挨拶をまわる必要はありません。昔はそのような慣習がありましたが、現在はすたれてしまい永住する一戸建てや、ファミリーで長く住む可能性がある場合は別ですが、短期間一人暮らしをする場合、隣人の入れ替わりもはげしいでしょうから、廊下ですれ違った時に挨拶をするていどのつかず離れずの関係でいることをおすすめします。

引っ越し先で隣人のマナーが悪い場合はどうする?

引っ越し先の人間関係はいい関係を作り上げるのが理想ですが、中にはモラルに欠けた人がお隣さんというケースも多々あります。廊下などの共用部にポイ捨てをしたり、遅くまで友人を招いてどんちゃん騒ぎをしたり。ついヒトコト言ってやりたくなることがあるかもしれません。しかしそこがグッとこらえてください。無用なトラブルを避けるためにも「自分で直接隣人に注意しない」ことを徹底しましょう。逆ギレをされたり、反感をかって手をあげられたりする可能性もあります。自分の身を守るためにも直接文句を言うのはやめましょう。では泣き寝入りをするのか?というとそうではありません。不動産会社や大家さんから注意をしてもらいましょう。不動産会社や大家さんという第三者が冷静に注意をしたほうが相手に響きますし、匿名性も保たれます。念のため不動産会社や大家さんに苦情を伝える時は、「誰から苦情があったかは相手に言わないようにしてください」と伝えておくと安心です。

引っ越し先の隣人がいちいち干渉してくる場合はどうする?

それでは逆に隣人が顔を合わせるたびに文句を言われてしまう場合はどうすれば良いでしょうか?部屋で飲み会を開いて騒ぎ過ぎたなど、自分の非に心ああたりがある場合は丁寧に謝罪をし改善する必要がありますが、お風呂の音や帰宅時間が遅すぎる等、生活していて当たり前に発生する音や部屋で過ごす時間帯まで注意を受けているようであれば、それはお隣さんのいきすぎた行為です。あまりに細かく注意されると監視されているようで怖くなってしまいますよね。普通に暮らしていて発生する音や、仕事が忙しくて帰宅が遅くなるなどはお互い様ですから「そうですか気をつけます」とだけ言って、気にしないのが一番です。それでも何度も言われるようであれば、不動産会社や大家さんに相談するといいでしょう。この時も、相手に直接言い返さないのがポイントです。「そちらの生活音だってうるさいですよ」と相手に直接言い返すとさらに事態が悪化してしまいますのでグッとこらえて受け流すようにしましょう。

 

引っ越すということは人生の一大イベントです。新居に引っ越すということは、楽しいことばかりではありません。面倒でも退去の手続きをきちんとおこない、引っ越し先では隣人とうまくやっていくことを心掛けることが大切です。札幌での幸せな新生活をおくるために是非心に留めておいてくださいね。