結論】イエウールを選択して売却することがベストな選択 2

不動産査定会社の口コミ評判

こんにちは。不動産会社監修「マンション売却一括査定 比較ランキング」ライターのオオツカです。お子さんが小学校に入学するタイミング、中学校に入学するタイミングなどでマンションから戸建てに買い換える、広い間取りのマンションへ買い換えるなどといった予定を立てていらっしゃる方も多いでしょう。子どもが独立した後は、便利な都心のコンパクトマンションに住み替えるつもりだという方もいらっしゃるかもしれません。そんな住まいを買い換えるタイミングで非常に役に立つツールとなるのが不動産一括査定サイトです。手軽に複数の不動産会社に査定依頼が出来、ご自分が所有しているマンションや戸建てなどの不動産が今いくらで売却出来そうなのかを知ることが出来ます。そんな便利な一括査定サイトの中でも評判の良い「イエウール」について今回はご紹介していきます。

 

「イエウール 査定 口コミ」「イエウール 料金」などといったキーワードでこちらのサイトを訪れて下さる方が最近多くいらっしゃるので、イエウールを実際に利用してみた口コミ情報や、利用する際の料金について、その他おすすめの情報をお伝えしていきます。

 

Contents

不動産一括査定サイトイエウールとは

 

不動産一括査定サイトイエウールは登場からわずか2年でサポート件数が年間20万件を超えるなど、業界トップクラスに躍り出た勢いあるサイトとなっています。不動産売却を考える多くの方に利用されてきたイエウールは、どのような特徴を持ったサイトなのでしょうか。さっそく基本的な情報から見ていきたいと思います。

 

  1. 運営会社はIT企業の株式会社Speee
  2. 売却成立サポート件数は年間20万件以上
  3. 提携社数は業界最大級
  4. イエウールを利用して売却出来た口コミ
    1. 東京都の戸建てを売却した方の口コミ
    2. 茨城県の戸建てを売却した方の口コミ
    3. 埼玉県の戸建てを売却した方の口コミ
  5. 売却を成功させるには?
  6. イエウールの悪い評判は?
  7. イエウールはしつこい?
  8. 株式会社Speeeの基本情報をチェック
  9. 創業時の代表から現代表への交代
  10. 3一括査定サイトイエウールを立ち上げた思いとは
  11. 運営会社Speeeは信頼出来る?
  12. イエウールで自宅のマンションを売却査定する方法とは
  13. STEP1-物件の住所か郵便番号を入力してスタート
  14. STEP2-住所の詳細などを入力
  15. STEP3-個人情報の入力
  16. 査定依頼先業者を選択して無料査定依頼
  17. 査定結果を受けたらどうするか?
  18. 査定の依頼をキャンセルする方法は?
  19. マンションの売却は居住したまま?それとも空室?
  20. イエウールのメリット1・提携している不動産業者数が多い
  21. イエウールのメリット2・ユーザーが安心して利用出来る取り組み
  22. イエウールのメリット3・手軽に利用が出来る
  23. イエウールメリット4・分かりやすいコンテンツが豊富
  24. イエウールのデメリットとは
  25. 他の一括査定サイトとの比較・イエイの特徴とは
  26. イエイとイエウールどちらを利用するべきか
  27. イエウールは業界最大数の不動産業者の中から最適な選択が可能
  28. 充実したコンテンツで安心して売却をスタート

運営会社はIT企業の株式会社Speee

 

不動産一括査定サイトイエウールは、日本のIT企業株式会社Speeeが立ち上げ、2014年1月に運営をスタートしました。一戸建て、マンション、アパート、土地、ビル、倉庫、農地まで、様々な種別の不動産に関して、最大6社の不動産査定会社に査定依頼を行えるサイトとなっています。


運営会社の株式会社Speeeは、2007年にモバイルSEOで事業を起こしたベンチャー企業です。現在はデジタルコンサルティング事業とインターネット事業の2つを柱として急成長している企業となっています。イエウールは売却されないまま流通してこなかった不動産の中古物件が多くあることに着目した同社が、中古物件の市場を活性化させたいという思いから立ち上げたサイトです。

 

売却成立サポート件数は年間20万件以上


運用を開始した2014年からわずか2年後の2016年には、年間の売却成立サポート件数(査定を依頼された件数)が20万件を突破しています。立ち上げからわずか2年で、業界トップクラスの業績をたたき出したイエウール。運用開始当初は赤字からのスタートだったようですが、わずか18ヶ月で黒字化を達成するなど、多くの方が不動産を売却する際に利用している勢いのあるサイトとなっています。

 

提携社数は業界最大級


イエウールは不動産の売却を考えている売り主に最適な不動産仲介会社をマッチングさせてくれる不動産売却一括査定のサービスを提供しています。そのサイトを支えるのが、自社で開発した最先端のテクノロジー技術です。しかし、決して技術力だけというわけではなく、確かな営業力も備えた企業のようです。現在、イエウールと提携をしている不動産査定業者は1,800社を超えています。他の一括査定サイトと比較すると、運用開始から年数はそれほど経ってはいませんが、提携社数は業界最大級となっています。提携している業者も幅広く、大手の不動産業者だけではなく、地域に根付いた中小の不動産仲介業者も網羅しています。そのため、査定が可能なエリアも他のサイトと比べて広くカバー出来ていると言えそうです。他のサイトとは異なる不動産業者を開拓できる事で、より売却の選択肢も広げる事が出来ます。売却したい不動産を所有している売主と、数ある業者の中から売却したい不動産に最も適した不動産仲介業者とを結びつけるための橋渡しをしているのがイエウールなのです。



イエウールの一括査定サイトを利用する際には料金は一切かかりません。イエウールでは最大で6社まで査定を同時に依頼することが出来ます。

「査定依頼が無料で利用出来るのは有り難いけれど、利用料が無料というのはかえって怪しいのでは?」と感じてしまった方もいらっしゃるかもしれません。無料で利用出来る一括査定サイトの仕組みはどのようになっているのでしょうか。

一括査定サイトは、不動産を売りたいユーザー側と、売却物件を探している不動産業者側をうまくマッチングさせる役割を担っています。不動産を売却しようと考えたら、まずは所有している不動産がいくらくらいで売却出来そうなのか相場を知りたいと思うでしょう。相場を知っていざ売却となったら、売却するためには仲介してくれる不動産業者を探す必要があります。しかし数ある不動産業者の中から最適な業者を探し出すのは手間もかかりますし、情報も少ないので大変です。そんなニーズを一度にかなえてくれるのが一括査定サイトです。しかも、複数の業者からの査定額を比較して検討する事が出来るのです。

不動産仲介業者は、不動産を売買する際に仲介を行います。無事に売買契約を成約させると、成功報酬である仲介手数料を受け取り、それが企業の売上げとなります。業者側には得意とするエリアや物件種別に応じて売却物件を探したい、というニーズがありますが、自分で広告を出すなど費用を掛けて売主を募集してもなかなか売主を見つけるのは大変です。ですから、人気のある一括査定サイトと提携し、売主を紹介してもらう事で紹介料をサイト側に支払っているのです。

キッチンをリフォームしたり、造作家具を造ってもらったりする場合を考えてみると、見積もりは大抵どこの業者でも無料で行ってくれると思います。査定も見積もりの場合と同じように営業活動の一環ですので、無料で行われます。また、見積もりを複数の会社に出して、価格や品質、対応を比較する事もあると思います。その場合、最も価格や品質に納得がいく事が出来た会社に依頼する事になるでしょう。同様に、複数の業者から査定を受けた後、査定を受けた業者とは必ず仲介契約を結ばなければならないといった事はありません。査定額の高い低いだけではなく、対応が適切か、担当者は信頼出来そうかといった相性などをしっかり確認し、複数の会社の対応を比較した上で、仲介を依頼するかどうか決めるのが良いでしょう。さらに仲介を依頼した場合でも、特別な広告活動などをお願いしない限りは通常の営業活動についての費用を業者へ支払う必要もありませんし、もちろん売買が成約しなければ仲介手数料を支払う必要もありません。



無料で提携業者の豊富なイエウールで査定を依頼する方はこちらからどうぞ

https://www.100sai-movie.jp/イエウール/

 

【関連記事】 >>>マンション売却時の費用徹底解説(1)仲介手数料


イエウールを利用した方の口コミ


イエウールをはじめとする不動産一括査定サイトは、売却したい不動産の情報を入力すると、売却に最適な不動産仲介業者をサイト側で絞って紹介してくれる仕組みとなっています。初めて不動産を売却する場合には、知り合いの不動産業者や信頼できる不動産業者を知らないといった方がほとんどでしょう。いざ売却を、と思っても、何も分からない状態から自分で不動産業者を探すのは手間もかかります。数ある業者の中でいったいどの不動産仲介業者に売却の依頼をすればいいのか分からないと感じてしまう方も多いでしょう。そういった場合に一括査定サイトを利用すれば、売却する不動産に最も適した不動産業者を複数社紹介してもらう事が出来ます。業者を探し出す手間も、1社1社に連絡を取る手間も省くことが出来、査定依頼は一度の入力で済んでしまいます。不動産の一括査定が出来るサイトは、イエウールだけでなく他にも多くのサイトが存在しています。複数の不動産業者に一度に査定依頼が出来る、という仕組みはほぼどこのサイトも同じです。しかし、同じように見えるサービスを提供しているサイトの中でも、イエウールの利用者は業界最大級です。多くの方に利用されている理由は何なのか気になりますね。ここでは実際に利用された方の口コミ情報からその理由を探っていきたいと思います。



イエウールを利用して売却出来た口コミ



イエウールの公式サイトでは、不動産の売却を成功させた方が、どのようなポイントで不動産業者を選んだのかにスポットをあてて紹介されています。

 

東京都の戸建てを売却した方の口コミ


「東京都にある一戸建てを売却するときのこだわりは出来るだけ高く売却すること。売却する時は不動産会社を選ばなければいけませんが、インターネットのホームページの第一印象で決めてしまいました。最初はメールのやり取りから始まったのですが、実際に営業マンに会った時に印象が良かったので間違いないと思いました。売り値は高いとなかなか売れないと言われたので値段を下げたら3ヶ月で売却出来ました。」(イエウール公式HPより抜粋)



茨城県の戸建てを売却した方の口コミ


「茨城県で住み替えをするために戸建てを売却しました。その時は新しく住む場所は決まっていなかったのですが、出来るだけ早くに売却が出来ればいいと思っていました。査定の前に自分たちでインターネット査定を行ったりして、そのあたりの相場も聞いて販売価格を決めました。その不動産会社は多くの情報を持っているところだったようで、見に来てくれる人もすぐにいて、感じの良い人たちに買ってもらうことが出来ました。」(イエウール公式HPより抜粋)



埼玉県の戸建てを売却した方の口コミ


「夫が事業を引き継ぐことになり家族で引っ越す事になりました。せっかく埼玉県で戸建てを購入していたのですが、売却するしかないという事になりました。なるべく早く田舎に帰らなければならないので、急ぎの売却をお願いしましたが、査定額からあまり下げることなく売却することができました。地元に昔からある不動産会社だったので、1ヶ月も経たないうちに無事に買い手を見つけてくれました。」(イエウール公式HPより抜粋)

 

売却を成功させるには?


マンションや戸建てなど不動産を売却しようとした場合に、不動産仲介業者に仲介を依頼せずに個人で売却する事も可能です。しかし、不動産を売却するためには契約など法律的な事が多く絡んでくるため専門的な知識が必要になってきます。ですから一般的には不動産仲介業者を介して売却をするのが間違いが無く安心です。イエウールでは、売却を成功させるには次の3つの段階をしっかりとふまえることが重要だと説明しています。

3つの段階の1つめは、不動産を売却する流れを事前に把握すること、2つめは、実績ある不動産会社の中で複数社と接点を設けること、3つめは、担当者と実際に会って信頼のおける担当者を自分の目で選ぶこと、としています。中でも大切な不動産の売却を成功させるためには、仲介を依頼する不動産業者選びは重要になってくるでしょう。

実際に利用された方の口コミでも分かるように、売却を成功させた方の体験では、実際に会ってみた印象が良かった業者や、地元で実績がある業者に仲介を依頼したことで満足度の高い売却が出来ているようです。大手の不動産会社はもちろん安心感がありますが、中小の不動産会社でも経験豊富なベテラン営業マンがいたりなど、こればかりは会社の規模だけで決められない面があります。大切な資産である不動産ですから、複数の業者でしっかりと比較を行いましょう。安心して任せられる信頼のおける業者や担当者と出会えるかで、売却が満足いく結果となるかが決まってしまうかもしれないのです。業界最大級の数多くの不動産業者と提携しているイエウールを利用する事で、自分の不動産に最も適した不動産業者を選択出来る可能性が高くなるでしょう。



イエウールの悪い評判は?


口コミ体験談では良い話ばかりが目立ちます。大切な不動産を売却するための不動産業者選びは大切だと先に述べました。ですから不動産業者を選ぶ窓口となっている一括査定サイト選びから慎重に検討したいと思っている方も多いでしょう。そんな場合に役に立つのが実際に体験された方の口コミ情報です。「良い話だけではなく、イエウールの悪い口コミやデメリットがあれば、事前にチェックしておきたい」という方もいらっしゃるでしょう。

 

Googleなどの検索サイトに「イエウール」を入力してみると、「イエウール」の後に「しつこい」というワードが表示されたりする場合があります。これは、GoogleやYahooなどの検索サイトで、キーワードを入力している途中に自動で表示されるもので、サイト側でいくつかの候補一覧を表示してくれているものです。このキーワードは、話題となっている興味深いキーワードだったり、過去に検索された回数が多いキーワードだったりを自動で表示してくれる仕組みとなっています。関連したキーワードを自動で表示することで、ユーザーが検索をよりスムーズに行えるようにと考えられたものです。また、「イエウール」の検索結果画面の下の方に表示される関連キーワードにも、「イエウール しつこい」と出てくる場合があります。そういったキーワードがあるという事は、イエウールを利用することでしつこい勧誘に会ってしまうのではと心配になってしまった方もいらっしゃるかもしれません。



Yahoo知恵袋で見てみると、「口コミではイエウールは評判みたいなのですが、中にはしつこいなどの評価もみかけます」といった内容も実際にありました。

あまり悪い評判を聞かないイエウールではありますが、実際のところはどうなのでしょうか。



イエウールはしつこい?


イエウールの公式HPによると、提携している不動産業者の数は2019年4月現在1,800社以上となっています。イエウールのサイトが持つ特徴としては、大手だけではなく、地域密着型の中小の不動産業者とも多く提携しているという点が挙げられます。しかし、それだけ数多くの不動産業者と提携しているという事ですので、中には当たり外れもあるかもしれません。ユーザー側が「しつこい」と感じてしまうような営業をする会社に当たってしまう可能性もあるでしょう。担当者が熱心になるあまりにお客様を不快にさせるような営業をしてしまう場合も考えられます。しかし、これはイエウールだけではなく他の全ての一括査定サイトを利用する場合にも同じ事が言えます。しつこい営業にあってしまう可能性は残念ながらどこのサイトを利用してもゼロではないのです。

イエウールなどの一括査定サイトは複数の不動産業者へ査定を依頼する際の窓口となるサイトです。仲介業者を探したいユーザーと、売却物件を求めている不動産業者との橋渡しをするのがイエウールだと言えます。ですから、実際にイエウール側が直接ユーザー側に営業を行うわけではありません。しつこい営業をしてくるのは、不動産業者の担当者です。しかし、サービスを提供する側として、イエウールでもそのような悪質な業者に対しての対策をとっています。そういったしつこい営業をたびたび行っているなどしてお客様からのクレームが多い企業に関しては、イエウール側から契約を解除することができるようになっているのです。そのためイエウールと長く提携している企業は優良な不動産会社がほとんどであると言えるでしょう。

そうは言っても、実際に利用してみて、しつこい営業にあってしまったらどうしたらいいのでしょうか。例えば、日中は仕事をしていて電話に出られない方や、家族には売却する事をまだ知られたくない、などといった事情がある方は、メールでのやり取りを希望する旨を査定依頼の際に業者側に伝えておくと良いでしょう。査定依頼をする際に不動産業者のコメントを記入する欄がありますので、こちらに入力して送信すれば査定を依頼した企業へ届きます。また、事前にメールでやり取りを希望しているにもかかわらず、電話や突然の訪問など強引な営業をしてくる企業があれば遠慮無くイエウール側に伝えましょう。


【関連記事】 >>>マンション売却査定サイトはどこがいい?(1)イエウールの評判

 

イエウールの運営会社はどんな会社?


多くの不動産業者と提携していて、多くのユーザーに利用されている一括査定サイトイエウール。運営している会社は日本のIT企業である株式会社Speeeです。大切な不動産を売却するために利用する一括査定サイトですから、運営会社がしっかりした会社なのかは気になるところだと思います。イエウールの運営会社である株式会社Speeeがどのような会社なのかについて見ていきましょう。



株式会社Speeeの基本情報をチェック


まずは、運営会社の会社概要を見ていきましょう。

企業名・株式会社Speee (Speee, Inc.)

設立・2007年11月29日

代表取締役・大塚 英樹氏

資本金・30,940,000円

所在地・東京都港区六本木4丁目、2丁目

従業員数・400名規模(2019年4月1日現在)



Speeeでは「解き尽くす。未来を引きよせる。」という言葉をコンセプトに事業開発を行っています。「いったい何をやっている会社なの?」と思ってしまうかもしれません。コンセプトには、社会にある問題を発見し独自の高い技術力でより短時間で解決していく、という意味が込められているようです。そこにこだわりを持って事業を開発しているため、色々な事業を手がけている、つまり「何をやっているか分からない会社とみられてしまうこともある」ようです。(Wantedly「「Speeeって何やってる会社なの?」より」)



株式会社Speeeは2007年にモバイルSEO事業により創業しました。2007年といえばApple社のiPhoneがアメリカで発売された年でした。翌年には日本でも初めてソフトバンクがiPhoneを発売しています。モバイルSEOというのは、モバイル端末の検索順位を改善するための手法をいいます。株式会社Speeeは、設立当時はこの事業を専業としていて、企業のコンサルティング事業を展開し、「業界トップのシェアを獲得」していました。(クライス&カンパニー「株式会社Speee」より)



その後メンバーが大量に離職してしまうなどの困難な局面を乗り越え、現在は、マーケティングインテリジェンス事業と、デジタルトランスインフォメーション事業の2つを事業の柱としています。何だかカタカナが並んだ言葉を見ると難解に思えますね。マーケティングインテリジェンス事業には、創業当初からのSEOのコンサルティングやマーケティングを支援するツール、広告配信サービスなどがあります。不動産一括査定サイト「イエウール」は、デジタルトランスインフォメーション事業に属しています。



創業した当初から、常に新しい分野へ挑戦し、新しい事業を開拓していくかなり挑戦的な社風の会社のようです。社会の中にある誰にも拾われていない問題や課題に着目して、最新の高い技術力でその問題や課題を解決していく事、それが事業を興していく上で最も重要視されているようです。(PR Table「常に本質を見極める」より)



常に新しい分野の問題点や課題点に目を向け解決していくスピード感のある企業だと言えるでしょう。



創業時の代表から現代表への交代


イエウールの運営会社である株式会社Speeeは、2011年6月に代表が創業時の久田氏から現在の大塚氏へ交代しています。ここでは代表交代の背景などを見ていきましょう。

株式会社Speeeを2007年に立ち上げた際の代表取締役は久田哲史氏でした。現在久田氏は代表を退き取締役となっています。何か問題があったの?と勘ぐってしまいたくなりますが、そういった心配はないようです。久田氏と現代表取締役の大塚氏はSpeeeを立ち上げた時の創業メンバー。モバイル探索をターゲットに事業を立ち上げようとメンバー集めや組織作りに共に奔走した仲のようです。その後、モバイルSEO事業はわずか2年ほどでシェアナンバーワンを達成します。その後も次々と新規事業を興していく中で、その中心を担ってきた久田氏ですが、会社の規模が大きくなるに連れて代表としての仕事を両立していく事が難しくなり、交代となったようです。創業当初はメンバー20名ほどでのスタートだったようです。しかし現在は400名規模。社員の数が増え企業規模が大きくなってくると経営者としての仕事も当然増えてきます。エネルギッシュにスピード感を持って事業を立ち上げている久田氏は、会社をより一層発展させるために、事業に専念することとなったのでしょう。一度Speeeを離れて新しい会社を設立していた現代表の大塚氏は、再びSpeeeに戻ることになり、2011年6月から代表取締役に就任します。大塚氏は、自らを「経営オタク」と言うほどの勉強家。経営者だった父親の影響を受け、中学時代から色々な経営者の書いたビジネス書を読むなど、経営すること自体に喜びを感じて得意としているようです。「僕は大好きな経営を、久田は大好きな新規事業を、とそれぞれの得意領域に合わせて役割分担しました。」(NewsPicks Brand Design 「Speee代表取締役インタビューより」



3一括査定サイトイエウールを立ち上げた思いとは


一括査定サイトイエウールの立ち上げは、他社のサイトと比べると遅く、2014年です。しかしそしてわずか2年後の2016年には、サポート件数が年間20万件を突破するなど業界トップクラスに踊り出る勢いで急成長を遂げています。2015年4月のインタビューで、代表の大塚氏は「今いちばん伸びているのが不動産メディアのイエウール」だと述べています。(Career Grooveインタビュー記事より)



多くのユーザーから支持されて利用されているイエウールですが、そのサイトが立ち上げられた背景などを見ていきましょう。

日本では新しいもの、きれいなものにより価値を見いだす傾向が強いのでしょう。若い子育て世帯を中心として、欧米諸国と比べた場合、新築の住宅の方がよく売れている傾向が強いと言えます。筆者の周りでも、子育てしている世帯の中で話をしていると、「せっかく買うなら中古より新築の方がいい」という声も実際聞きます。

欧米では住宅の取引の大半が中古住宅であるのに対して、日本では、活用されない中古住宅がそのままにされたままどんどん新築物件が建てられています。人口がどんどん増えていく局面なら問題ではなかったのかもしれません。しかし少子高齢化で人口減少局面に突入している現在の日本では、活用されない中古住宅ばかりが増加してしまい、結果として空き家が増えてしまうという問題があります。これを解決するべき問題としてとらえ中古住宅の流通を促進するためにイエウールのサービスは2014年に立ち上がりました。サイト運営開始からわずか2年ほどの2016年には、提携する不動産会社は1,500社となり、年間20万件の査定利用者を達成するなど、業界トップクラスの規模に急成長しています。(PR tableより)



時の施策にもうまく合って、ユーザー側、業者側に利用してもらいやすいようなサイトを作り上げた事も急成長の大きな要因でしょう。

政府は、2006年に「住生活基本法」を施行し、それまで新築住宅を供給する事が中心となっていた住宅市場を、ストックされて流通されていない中古住宅の活用へ方向を転換しました。その背景に、少子高齢化や人口減少、単身世帯の増加などの問題が指摘されている日本では、活用されない中古住宅が空き家として増加してしまう問題があります。全住宅流通量(中古流通+新築着工)に占める中古住宅の流通シェアは約13.5%(平成20年)であり、欧米諸国と比べてみても1/6程度と低い水準」にあることがわかります。(国土交通省「中古住宅流通促進 活用に関する研究会資料より」)



2016年には首都圏のみではありますが、中古マンションの成約件数が販売された新築マンション戸数を初めて上回っています。ちょうど首都圏のマンションの価格が高騰して、手が届かない価格帯になってしまったために、割安感のある中古マンションへのシフトが起こった事にも要因があると言えそうです。ちょうどそのタイミングに重なるようにして、イエウールの業績も良い方向へ転換しています。2014年の立ち上げ当初は、予算超過が続き大幅な赤字からのスタートだったそうですが、スタートからわずか18ヶ月後には一転して黒字を達成しています。



運営会社Speeeは信頼出来る?


一括査定を依頼する際には、イエウールのサイトで個人の情報を入力する必要があります。株式会社Speeeが技術力のあるIT企業だという事は間違いないと思いますが、信頼のおける企業であるかどうかは気になるところだと思います。

企業を評価する場合に、最も分かりやすく、まず目が行ってしまうのは企業の売上げだと思います。株式会社Speeeは2017年にテクノロジー・メディア業界において売上高が急激に伸びている成長著しい会社として、「日本テクノロジー Fast50」の50位中18位に選ばれています。2011年に同賞で5位にランクインして受賞されて以来7年連続受賞しています。また、創業からこれまで外部資本に頼ることなく自己資本のみで経営を続けている会社ですので、健全な経営がされていると考えられるでしょう。

2018年には新たな事業である「Datachain」構想を発表し、同時にその事業を行う子会社を創業者の久田氏を新たな代表として設立しています。「ビッグデータ」という今まで活用されずに眠っていたままでいた膨大なデータをうまく安全に活用し共有していくための仕組みを作る新事業のようです。そのための手段として、仮想通貨の技術基盤となっているブロックチェーン技術を利用するという構想です。現状では、GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)に膨大なデータが集中しているのですが、そのような格差をなくしていく事もこの新構想事業の目的となっています。

2018年度の決算を見てみると、純利益は4億の最終赤字となっていますが、利益剰余金は6億7,500万円ほどあります。これは新たな事業を開拓するための投資による赤字だと考えられます。会社の体力とも言える利益剰余金は十分だと思いますし、積極的に新たな事業を開拓し続けている勢いのある企業だと言えるでしょう。既存の分野だけではなく、新たな事業で今後発展していく事が出来れば、それに伴って既存の分野も新技術により活性化していく事になると思いますので、今後の伸びしろがますます楽しみな企業でもあります。

次に評価出来る点としては、社員に対する教育や制度が充実していて働きがいのある環境が出来ているということでしょう。

株式会社Speeeは、「働きがいのある会社」に関して調査や分析を行っている組織GPTWジャパンが毎年2月に発表している「働きがいのある会社ランキング」で2017年、2018年の2年連続で10位以内にランクインしています。このランキングは、調査に参加を希望していた企業の中で、一定の水準に達している企業を「ベストカンパニー」として認定するものです。働きがいを、「信用」「尊敬」「公正」「誇り」「連帯感」の5つの要素で定義し、測定のための評価基準が作られています。具体的な調査方法は、従業員への無記名アンケートと、企業側への働きがいを高めるための具体的な施策を問うアンケートの2つによって、判定が行われているようです。

社内では、『Speeeカルチャー』という行動規範を定めて、社員へその規範意識が浸透するように徹底しているようです。社内のコミュニケーションスペースの壁には、その15の規約が書かれていて、いつでも目にして意識することが出来るようになっています。その規範は「付加価値創造のための役割分担が、組織の本質である」から始まって「他部署への尊重、感謝」や「素直・謙虚・率直」など、社員の意識や社員としての自尊心の在り方など高い志が求められる内容となっています。それらは、「創業時に〝一緒に働きたい理想の人格〞を想像しながら定義した」(リスン株式会社Speee代表大塚氏インタビュー記事より)そうです。もちろん、法令とモラルの遵守に関してもしっかりと項目として挙げられています。

社員数も増加しますます急成長を遂げているSpeee。「Speeeカルチャー」という形で、規範を明確に定めることで、会社が持っている独自の文化や価値観にフィットする人がより集まりやすくなるでしょう。自分はこの会社に合っているな、と感じられる事でも働くモチベーションはアップするはずです。会社独自の技術や知識などは会社に入れば後からいくらでも得る事は出来ますが、価値観を会社に入ってから全く変えてしまうのは難しいかもしれません。Speeeは、社会に貢献できるサービスを提供していける企業であることはもちろんなのですが、そのサービスを継続していけるために、社員としての規範を明確に定めているのでしょう。働きがいがあると社員が感じているという事は、働くモチベーションが高い社員が多いと言えます。社員のやる気がなくて業績が伸びない、社員のモチベーションを何とか高めたい、と考えている経営者は多いと思いますが、働きがいを高めるためには会社側の取り組みも重要でしょう。

モチベーションの高い社員が多く働いている株式会社Speeeは、今後も業績の伸びが楽しみな企業だと言えるでしょう。



【関連記事】 >>>不動産やマンション売却査定サイトは無料イエウールが信頼できる理由!

イエウールで自宅のマンションを売却査定する方法とは



イエウールの年間売却成立サポート件数が20万件を突破した2016年は、中古マンション市場に注目が集まった年でした。新築分譲マンションの供給される戸数よりも、中古マンションが成約した件数が多くなり、初めて逆転現象が起きたからです。2016年の首都圏における中古マンションの成約件数は、37,189件(公益財団法人東日本不動産流通機構「首都圏不動産流通市場の動向(2016年)」より)に対して、首都圏での新築マンションの販売戸数は、35,772戸(株式会社不動産経済研究所「首都圏マンション市場動向2016年」 より)でした。

首都圏のように便利な立地でマンションを購入しようとした場合、新築では価格が上がりすぎてしまっているため割安感のある中古マンションを購入してリノベーションしようという流れが目立ってきているのでしょう。中古マンションの流通が活発化してきているようですが、一方で中古マンションの在庫数も年々増加傾向です。そのような状況下では、中古マンションを売却する際には、マンションの資産価値を正しく知ることが大切になってくるでしょう。相場を知らずに相場よりも高い価格で売り出してしまうと、なかなか売却する事が出来ない事態も考えられます。一方相場よりも安い価格で売りに出してしまった場合は、すぐに買い手は付くかもしれませんが、もう少し高く売却出来たかもしれないのに損をしてしまった事になります。そんな事にならないためにも、一括査定サイトを利用して複数の業者から査定を受け、現在のマンションの相場を知っておきましょう。

では、一括査定サイトイエウールはどのように利用すればいいのでしょうか。ここでは、自宅のマンションを売却する場合を例にとって、イエウールを使って売却査定を依頼するまでの流れを見ていきましょう。

 

STEP1-物件の住所か郵便番号を入力してスタート


イエウールのサイト構成は売却査定に限定されて作られているので、とてもシンプルです。初めての場合でも入力方法が分からずに戸惑うといった心配はないでしょう。

イエウールのサイトにアクセスするとトップに「住所から不動産査定」、「郵便番号から不動産査定」が目に入ると思います。どちらからでも、査定依頼がスタート出来ます。

「住所から」の場合には、都道府県・市区町村・町名を順番にリストから選択していきます。「郵便番号から」の場合は、郵便番号を数字で直接入力します。とにかく直接入力するのが面倒だという方は住所の選択から、3つも選択するよりは郵便番号を入力して手早く済ませたいという方は郵便番号の入力からスタートするのがいいでしょう。物件の種別は、「分譲マンション、一戸建て、土地、一棟アパート・一棟マンション、区分マンション(収益)、一棟ビル・区分所有ビル(ビル一室)、店舗・工場・倉庫、農地、その他」から選択します。イエウールでは、一般の方が多く利用する分譲マンションや戸建て以外にも、収益物件や事務所、農地に至るまで幅広いニーズの査定に応える事が出来るようになっています。

今回はマンションを売却する場合ですので、物件種別は「分譲マンション」を選択します。

郵便番号の入力や住所の選択などが終わると「査定スタート」のボタンがクリック出来るようになります。このボタンをクリックすると「STEP1」が完了です。



STEP2-住所の詳細などを入力


画面が遷移しますので、さらに物件の詳細な所在地を入力していきます。STEP1までの入力で、物件の住所は町名まで入力されている状態です。ここでは番地やマンション名、マンションの部屋番号を直接入力していきます。次にこの物件に居住中かそうでないかを選択します。マンションの専有面積は、おおよその数字で大丈夫ですので、㎡か坪数で入力します。間取りと築年数をリストから選択します。ここでもはっきりした数字を覚えていなければ、だいたいの数字で構いません。次に物件の状況を「居住中、空き、賃貸中、その他、わからない」から選択します。売却する予定のマンションに現在居住中の場合、住んだまま売却するのか、それとも空き家にしてから売却した方がいいのか、考えている方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、査定依頼時点での状況で選択しておけば良いでしょう。住んだまま売却するか、それとも空室にして売却するか、どちらがいいのかについてはそれぞれメリット・デメリットがありますので後で少し詳しく見ていきたいと思います。

物件との関係を入力します。「物件の名義人、名義人の家族親族、売却権限を持つ代理人、土地のみの名義人、建物のみの名義人、物件は会社名義、物件は共有名義」から選択します。全て入力が終わると「あと少しです」のボタンが現われますのでクリックします。STEP2は完了です。

 

STEP3-個人情報の入力


査定を依頼するための個人情報を入力していきます。氏名(ふりがな)、年齢、携帯か自宅の電話番号、メールアドレスは必須入力となっています。次に査定を依頼する理由を選択します。理由は、「売却のため」「価格によっては検討」「住み替え」「相続」「転勤」「資産整理」「金銭的理由」「住宅ローンの支払いで困っている」「その他」からの選択です。査定方法は「訪問査定」と「机上査定」どちらかを選択します。「訪問査定」を選ぶと査定を依頼された不動産仲介業者の担当者が実際にマンションを訪れて詳しい状況などを見ながら査定を行います。あまり多くの業者に訪問査定を依頼してしまうと連絡が殺到し、日程の調整などの手間が煩雑になってしまいます。ですからある程度業者を絞り込んだ上で訪問査定を申し込みましょう。

「まずは、相場を知りたいだけ」、「だいたいの査定価格を見てから売却を決めたい」、「家族には話していないので訪問されても困る」などといった方は、まずは、机上査定を選択しておきましょう。机上査定は、マンションの築年数や間取り、過去の取引データなどの情報から査定額を算出します。

ここまで入力が全て終わったら「次で最後です」をクリックしてSTEP3が完了です。

 

査定依頼先業者を選択して無料査定依頼


査定依頼が可能な不動産業者が表示されます。左側にチェックボックスがありますので、査定を依頼したい業者にチェックを入れます。チェックを外したい場合は、もう一度チェックをクリックすると選択が外せます。一度に査定依頼が出来る仲介業者は、最高で6社までとなっています。

査定業者の下には、必須ではないのですがアンケートがありますので、確認しましょう。

「家族には査定を依頼することを知られたくない」場合や、「近所の方に知られないで売却を進めたい」場合、「マンションを売却する場合の税金などについて知りたい」、「売却する前に、賃貸に出したらいくらで貸せるのか知りたい」といった場合など、不動産業者に確認したいことや伝えておきたい点があれば、こちらに入力しておいた方が良いでしょう。また、売却希望時期や、連絡を希望する日時もこちらから入力できます。もし、連絡方法にメールだけでのやり取りを希望されている場合には、自由に入力できるコメント欄も用意されていますので、こちらに入力しておけば良いでしょう。

アンケートの下には、イエウールのプライバシーポリシーが書かれています。個人情報の取り扱いについての不明点や質問などの問い合わせ先は、このプライバシーポリシーの中に連絡先の部署名や電話番号などがしっかりと明記されていますので安心です。

全て入力し終わったら、「無料査定スタート」ボタンをクリックします。これで査定依頼が無事完了しました。

査定サイトを利用して査定依頼をする際に、料金は一切かかりません。査定依頼をした業者に必ずしも売却の仲介を依頼しなければいけないという事もありません。

ここまで簡単すぎてあっけないくらいですが、きちんと査定依頼はされていますので、あとは依頼した業者からの連絡がくるのを待ちましょう。

 

査定結果を受けたらどうするか?


自宅のマンションを売却する事を決断している場合は、査定を受けた業者の中から信頼出来そうな業者を選び、売却を依頼するため媒介契約を結びます。媒介契約を結ぶと、不動産業者はマンションの買い手を探すための広告を出したりといった売却活動を開始する事になります。

机上査定を申し込んだ段階では、メールや電話だけのやり取りで実際に担当者と会ってやり取りをするといった事はほとんどないと思います。しかし、実際に売却活動を依頼する仲介業者を決めるためには直接担当者と会ってからの判断をおすすめします。実際に会って、担当者の対応の良し悪しを確認したり、業者が売却までどのような販売計画でのぞむのかを確認したり、査定金額を算出した根拠を確認したりする事が大切です。というのも、仲介を依頼して業者と媒介契約を結んでから実際に自宅のマンションが売却出来るまでの期間はだいたい平均して3ヶ月かかると言われています。初めての売却の場合は特に、何に気をつければいいのか、何を準備すべきなのか分からない点も多いでしょう。そんな時に親身に相談に乗ってくれたり、分からない点を理解しやすく上手に説明してくれたりする担当者がいれば安心して売却にのぞめます。売却までの長い期間、内覧会や書類のやり取りなど何かと連絡を取る機会も多いので、担当者との相性が良いか悪いかも売却が成功するかしないかにおいて実は重要な要素だと言えます。

また、最も高い査定額を出してくれた業者にそのまま仲介を依頼してしまうのは、必ずしも良い結果を生まない事があるので注意が必要です。業者の出した高い査定金額を鵜呑みにして、あまりに相場とかけ離れた高い金額で販売価格を設定してしまうと、いつまでも売却出来ないばかりか結局値下げをしなければならないといった事態も考えられます。複数社から査定を受けていれば、査定額を比較する事が出来ます。各社で売却に対する考え方の違いもありますので、査定額の根拠を説明してもらうのが良いでしょう。高い査定額を出した根拠に納得がいく説明が出来る業者であれば良いのですが、査定の根拠となるデータが古すぎたり、依頼した物件とは全く違うエリアの間取りも異なる物件を参考にしていたりする場合などは注意が必要でしょう。

 

査定の依頼をキャンセルする方法は?


イエウールから一括査定を依頼した後で、やはり査定依頼を取りやめたい、査定依頼をキャンセルしたいといった場合はどのようにすればいいのでしょうか。サイト上で査定依頼が完了した段階で、イエウールのサイトを通して選択した各不動産業者へ物件の情報や依頼者の情報が伝えられ査定依頼が行われています。ですから、査定が不要なのであれば、不動産会社の担当者から連絡があった時点で、その旨を伝えれば良いでしょう。査定金額だけ確認して、やはり売却を考え直すという事はよくある事です。不動産業者と媒介契約を結ぶ前の段階では、何かの事情で売却を取りやめたい、査定をキャンセルするは売主の自由ですし、キャンセルによって何か費用を請求されるなどといった事もありません。



【関連記事】 >>>マンション売却に向けた内覧準備の流れ(5)居住中の売却は大丈夫?


マンションの売却は居住したまま?それとも空室?


マンションに居住したまま売却した方がいいのか、それとも空室にしてから売却した方がいいのか、という点が気になってしまった方もいらっしゃるでしょう。部屋の状態などが同じ条件であれば、空室かそうでないかがマンションの査定金額に影響を与える心配はありません。しかし、空室での売却、居住しながらの売却、どちらもそれぞれにメリットとデメリットがあります。まず空室で売却を行う場合の売却する側のメリットは、居住中の場合と比較すると内覧者が多くなる可能性があるという事でしょう。デメリットとしては、家具などが配置してあったりカーペットが敷いてあったりする居住中の場合と比べて、空室の場合では、壁や床の汚れや変色などが目立ってしまうといった点が挙げられます。また、住み替えでの売却という場合には、資金面でのデメリットもあります。売却するマンションにローンの残債がある場合は、新居を購入する資金のローンが組めたとしても売却出来るまでの間は2重ローンになってしまいます。また、売却出来るまで賃貸で仮住まいになる場合にも、家賃の支払いと同時に残っているローンの支払いや管理費修繕費などの負担が必要です。また、仮住まいへの引っ越し、仮住まいから新居への引っ越しと2度引っ越しをしなければならないため、引っ越し代も倍掛かってしまう事になります。マンションを空室にしてからの売却活動は、引っ越しを2度しなければならないなど手間も費用もかかるため、負担が軽いのは居住しながら売却する方法でしょう。居住中の売却でのデメリットは、内覧者の案内がいつでも出来るように常に部屋をきれいにしておく必要があるという点でしょう。また、空室の場合と比較すると内覧者が少なくなってしまう可能性も考えられます。

ここまで、マンションを売却する場合を例にとって査定を依頼する流れを見てきました。マンションを売却する流れや、売却前に知っておきたいポイントについてさらに知りたいという方は、下の関連記事もご覧下さい。



【関連記事】 >>>基礎編 中古マンション売却査定マニュアル(1)

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イエウールの特徴とは?


一括査定サイトの特徴は、複数の業者へ査定を依頼出来ることです。多くの査定サイトでは物件の住所や物件の種別から査定が可能な業者をサイト側で絞り込んでから紹介してくれます。ユーザー側は、一から自分で業者を調べて連絡をしたりする手間が省けるというメリットがあります。また、複数社から査定を受ける事で、おおよその売却価格の相場が分かるでしょう。それでは、数ある一括査定サイトの中でも、イエウールを利用する事のメリットは何なのでしょうか。また、イエウールのデメリットは何かあるのかを見ていきたいと思います。

 

イエウールのメリット1・提携している不動産業者数が多い


イエウールの公式サイトによると、現在の提携している不動産業者の数は1,800社以上となっています。(2019年4月現在)公式サイトでは、都道府県別に登録されている不動産会社を確認出来ます。査定を依頼する前にまずはどのような業者がいるのか知る事が出来るのです。実際に確認してみると、47都道府県全てが網羅されている事が分かります。そしてさらに各店舗の詳細な情報、地図や営業時間、営業所の様子、担当者の紹介などを見ることが出来、丁寧なサイト作りに好感が持てます。提携している業者は、誰でも知っているような各地に支店を持っている大手の不動産会社から、地域密着で地元に根付いている中小の不動産会社まで、数多くの会社が登録されています。このように多くの不動産業者が提携している理由は、何でしょうか。それは、大手、中小関係なく良いサービスをユーザーに提供出来る状況を作りたいという思いがイエウールにあるからだと言えるでしょう。

イエウールが運営を開始してから4年後のインタビュー記事で、イエウールの事業責任者池田氏は次のようにコメントしています。「イエウールがこれからやりたいのは、いいサービスを提供した不動産会社様がユーザーに選ばれるようになっていくようにしたいと思っています。それは大手かもしれないし地元密着の会社様かもしれない。いずれにせよ、不動産会社様のサービスの良さを可視化し、また、ある意味ブランドをつけてユーザーに選ばれるような状況を構築していきたいと思っています」(Speeeホームページ インタビュー記事より)

 

イエウールでは、他社の倍の人数の営業が、新規開拓や不動産業者へのコンサルティングやレクチャーなどのフォローを行っているそうで、業者に対しての手厚い対応が功を奏していると言えるでしょう。

ではこのように多くの不動産業者が提携している事で、ユーザー側が受ける事のできるメリットとは何でしょうか。

不動産業者にも、土地の売却が得意、一戸建ての売却が得意、ここのエリアでは他社には負けない、など、その会社や担当者によって強みや得意な範囲が異なる場合が多くあります。多くの業者の中から選択出来る事で、より自分の売却したい物件に適した業者に出会える確率も高くなると言えるでしょう。また、都心エリアだけではなく、地方のエリアも広くカバーする事が可能となっていますので、他の一括査定サイトでは査定出来る業者が見つからなかったという場合に、イエウールでは紹介できる可能性もあります。

 

イエウールのメリット2・ユーザーが安心して利用出来る取り組み


ユーザー側からのクレームなどが多く対応に問題のあるような業者はイエウール側から契約を解除出来るようになっています。ですから登録されている業者とは安心してやり取りする事が出来るでしょう。

また、これは業者側の話ですが、他の物件の依頼が立て込んでしまってこれ以上の査定依頼が受けられないといった場合には、査定の紹介を最初から受けないように出来る仕組みとなっているようです。そのような仕組みがある事で、忙しくて手が回らずに新しい査定依頼が来ても対応出来ないといった事がなくなります。「せっかく査定依頼をしたのに連絡が来なかった」「査定結果が来るのがすごく遅かった」とユーザー側を不快にさせるような事もぐっと減らすことが出来るでしょう。利用する側も、安心して査定を依頼する事が出来ます。

 

イエウールのメリット3・手軽に利用が出来る


先ほどマンション売却の場合を例にとって査定依頼の流れをご説明しましたが、本当に簡単に入力が進みます。直接入力する欄は、物件の詳細住所や個人の情報だけで、後はリストから選択していくだけですので、初めての入力でも迷ったり分かりにくかったりといった事はなくスムーズに査定依頼が完了すると思います。

 

イエウールメリット4・分かりやすいコンテンツが豊富


不動産を売却する際に、特に初めての売却の場合には、どんな事に気をつければいいのか、何を知っておくべきなのか分からないと感じてしまう方も多いでしょう。実際にスムーズに売却を成功させるためには、査定を依頼する前に、ある程度の流れや注意すべき点などを知っておくと安心です。しかし、本を読むのも大変だし、いったい何から始めていけばいいのか分からないといった場合に、イエウールのサイトは非常に役立つはずです。初めての不動産の売却についてまずは一通り知りたいといった方向けに、非常に分かりやすいコラムなどが多くあります。不動産売却の手引きや売却のコツなどが書かれた「新着コラム」や、「不動産の基礎知識」、マンションや土地を売却する際などの「よくある質問」があり、どの記事も非常に分かりやすく内容も豊富です。

全く何も分からない状態でも、イエウールのサイトの手引きなどに目を通せば、不動産の売却に関して最低限知っておきたい一通りの情報を得ることが出来るでしょう。



イエウールのデメリットとは


全国の多くの不動産業者から自分の不動産に適した業者を比較検討して選ぶ事が出来るサイトがイエウールです。しかし、メリットばかりを取り上げているようで怪しい、デメリットは何かないの?と感じてしまった方もいらっしゃるかもしれません。

イエウールを利用してみた方の口コミでも分かるように、イエウール自体のデメリットや悪い点、というよりは、査定を行う不動産業者の対応の問題といった面が大きいかもしれません。



ですが、イエウールのデメリットを強いて挙げるとすれば次の点でしょう。


・60秒で査定依頼が完了するのは難しい点

 

確かに入力自体はスムーズでストレス無く進むのですが、サイトにあるように60秒で入力が終わるかというと、初めての場合には特に難しいのかもしれません。実際に筆者が利用した場合に、測ってみたところ2分ほど掛かってしまいました。ただ、実際に利用されてみるとお分かりになると思うのですが、細部にまで利用者側が使いやすいように分かりやすいように設計されたサイト構成になっています。例えば、住所の入力では、都道府県がエリア別に分かれて配置されていたり、市区町村名の選択でもアイウエオ順に並んでいたりと、選択肢が多くても見つけやすく配慮されています。初めての方でも特に迷うことなくスムーズに入力する事が出来るでしょう。

 

・イエウール側への連絡方法はメールのみ?

 

悪質な業者はイエウール側から契約を解除出来るようになっているという事ですが、そのような事態に実際にあったら、どのようにイエウール側に連絡をとったら良いのでしょうか。サイトの下部にある「個人情報保護方針」の中には、個人情報の問い合わせ先として部署名と電話番号が記載されていますが、それ以外の件でのイエウール側への連絡方法は、サイトの下にある「お問い合わせ」からメールで連絡をするのがメインとなると思われます。メールでの連絡だけだと、迅速に適切な対応をしてくれるのかどうかわからないと、不安に感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。筆者自身の話ではありますが、以前イエウールを利用した際に実際にイエウール側にサイトの使い方について質問をメールで送らせていただいた事があります。メールを送る前は、確かに筆者も「ちゃんと返事をいただけるのだろうか」と不安に感じていましたが、びっくりするほど第1レスポンスが早く、丁寧な対応をしていただいた記憶があります。企業の休日である土日祝日年末年始を除けば、メールでの連絡でもきちんと対応出来る体制が出来ていると言えるでしょう。

 

【関連記事】 >>>大手の SUUMOや HOMESやソニー不動産より信頼できるイエウール

他の一括査定サイトとの比較


数ある一括査定サイトの中でも、比較的後発で立ち上がり、急成長を遂げたイエウール。全国の数多くの不動産業者と提携し、複数の不動産業者の査定が手軽に受けられるサービスで、多くのユーザーの支持を集めているようです。

イエウールと競合するサイトの中に、一括査定サイトの中では老舗サイトとも言えるイエイがあります。イエイとイエウール、どちらを利用すればいいのか迷っている方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、イエウールとイエイを比較して見ていきたいと思います。

 

他の一括査定サイトとの比較・イエイの特徴とは


イエウールと同様に不動産一括査定サイトであるイエイについてまずは、基本的な情報から見ていきましょう。

運営スタート:2006年

運営会社:セカイエ株式会社

従業員数:78名(2018年6月時点)

提携不動産業者数:1,000社以上

査定依頼数:最大で6社まで

入力の時間:60秒

サイトの特徴:何でも相談出来る無料のサポートデスク

 

イエイとイエウールどちらを利用するべきか


イエイとイエウールどちらも入力にかかる時間は短くてスムーズです。初めての場合でも分かりやすく、使い勝手の良いサイト構成となっています。査定を依頼出来る物件の種別に関しても両者同じく幅広くフォローしていますし、どちらも同時に査定依頼が出来る不動産業者の数は最大で6社までです。

それではどんな点に違いがあるのでしょうか。

イエイの良い点は、運営実績が長くサポート体制が充実している点でしょう。実店舗での無料の相談窓口があるなど、第3者的な立場でユーザーをサポートしてくれる印象です。

イエウールが優れている点は、何と言っても提携する不動産業者数が多いことでしょう。イエイの1,000社以上という数字も決して少ないわけではないのですが、イエウールではより多くの選択肢から業者を選ぶ事が出来るので、自分の不動産に適した不動産業者が見つかる確率が高くなるでしょう。

不動産を売却するにあたって、不動産業者ではない第3者に対面や電話、メールでの相談をしたいという方はイエイの利用が向いているでしょう。誰かに相談をするよりも、ご自身で色々と調べたり情報を知ったりしておきたいという方は、イエウールのサイトから不動産関連の記事を読んでおくのもおすすめです。また、売却したい不動産が都心エリアではなく地方の物件である場合には、イエウールを利用した方が良いでしょう。

 

【関連記事】 >>>マンション売却査定サイトはどこがよい?(4) イエイ・イエウールを比較

一括査定サイト・イエウールまとめ

2014年のスタートからわずか2年で年間20万件以上のユーザーのサポート数を記録したイエウール。運営企業Speeeの確かな技術力と安定した経営力で今後もさらなる伸びが期待出来そうです。

 

イエウールは業界最大数の不動産業者の中から最適な選択が可能


イエウールと提携している不動産業者の数は現在1,800社を超え、業界ではトップクラスです。全国の大小問わず、様々な不動産業者と提携を結び、業者への手厚いフォローやレクチャーなどを行って密接な関係を築く努力を行っています。他社と比べて多くの営業を配置するなど会社としても力を入れている理由は、大手中小という会社の規模には関係なく、ユーザーに良いサービスを提供したいという思いのようです。さらには、ユーザーに対して良いサービスを提供している企業がきちんと選ばれるように、サイトを運営していきたいと考えているようです。

 

充実したコンテンツで安心して売却をスタート


何年ものローンを組んで購入した自宅のマンションや戸建てを住み替えのために売却する事になったという場合、失敗はしたくないが、よく分からず不安な気持ちになる事もあるでしょう。初めての不動産売却という場合、何からスタートしていいのか、分からない方がほとんどです。そんな時に相談出来る相手がいればいいのですが、不動産の売却はその人それぞれで異なります。一般的な流れや基本的な情報などは、人に聞くよりは自分で調べたいといった方も多いでしょう。イエウールのサイトでは、初めて不動産を売却する方が事前に知っておきたい売却の流れや注意点などを分かりやすくまとめて見ることが出来ます。査定依頼前や、査定の連絡を待っている間などに目を通しておけば、安心して売却をスタートする事が出来るでしょう。

 

無料で簡単に査定が依頼出来るイエウールはこちらからどうぞ




最後まで記事を読んでいただきましてありがとうございました。売却査定結果を比較することが売却を成功させる最短経路です。ぜひ、大手査定会社3社からすべて査定をとってみてください。