マンションを売却査定に出そうかお考えの皆さん、必要以上に自分のマンションの築年数を気にされていませんか?
「築年数が経過したマンションは売却査定額が低くなる」と
お考えかもしれませんが、一概にそうとは言えません。
マンション投資家が投資するマンションを選ぶときは、築年数ももちろん重要な要素の一つですが、
しかし、意外なことにプロのマンション投資家はそこまで中古か新築かについては
こだわってはいないとのことなんです。
もちろん、プロのマンション投資家も利益を求めて投資するわけですから何でもOKというわけではありません。
物件を選ぶ時は築年数も含めて、慎重に吟味を重ねます。
いたずらに古いボロボロの中古マンションを選ぶわけではなく、可能な限りマンションは新築または築浅の物件を選びます。
「マンションの築年数は浅い方が良い」これは投資の王道ルールです。
しかし、「古い中古マンションだから」という理由だけで、
売却額が必要以上に安く査定されてしまうことはありません。
マンションを査定する場合は築年数だけではなく、
物件の様々な要素をしっかりと比較して査定する必要があるからです。
ですので古い中古マンションの売却をお考えの方も悲観的にならずに、
築年数以外に自分の物件のアピールポイントがないかをぜひ探してみてください。
例えば、マンションの「立地や路線」はどうでしょうか?
人気の路線で徒歩圏内であれば、少し築年数が古いマンションでも十分に
投資用マンションとして高値査定で売却できる可能性があります。
最寄り駅が始発駅だったり、快速や急行の停車駅だったりするとさらに査定額のアップが見込めます。
自分の持っているマンションの立地が人気の路線ではなくても大丈夫です。
「マンションの近くに便利な生活施設がある」こともマンション売却時にプラスのポイントとして査定
してもらえることが多いです。家の近くに図書館や郵便局などはありませんか?
また、コンビニやスーパー、商店街などが近くにあるのもプラス査定になる要素となります。
中古マンション売却査定で見ておきたい項目は他にもあります。
「マンションまでの道のり」はどうでしょうか。
明るい街頭はありますか?暗くて人通りの少ない寂しい路地を通らないといけないとなると
物件自体の価値が高くてもマイナスポイントになる恐れがあります。
その他にも、「バイク置場があるマンション」は、査定時にプラスの評価をしてもらえる可能性があります。
駐車場代が高くつく都心では、車の代わりに移動手段としてバイクを所有している方もおられます。
自転車の他に、バイクも置けるスペースがあるマンションは以外とニーズがあるものです。
他にも、マンションの部屋は何階にあるかや、部屋の広さやバス・トイレ別かなど
家の基本的な情報ももちろん大切な売却査定時の要素となります。
ここまで挙げたのは、ほんの一例です。
中古マンションの売却査定ではこの他にもたくさんの要素を組み合わせて審査をします。
ですので「古い中古のマンションだから」という理由だけで査定金額を悲観することはありません。
築年数以外にも、確認すべき要素はたくさんあるからです。
是非、自分のマンションの築年数に悲観する前に、売却時の審査でプラスに査定してもらえそうな要素がないかを
今一度確認してみていただければと思います。