マンション売却時にはレインズで取引状況を確認しよう

媒介契約をしたらレインズの登録証明書をもらいましょう


マンションなどの物件を売却する際、媒介契約によってはレインズに掲載する義務があります。(一般媒介は任意)
レインズに登録すると登録証明書が発行される仕組みになっていますが、この際、媒介契約を結んだ不動産業者からしっかりと登録証明書を貰うようにしましょう。
そして、専属専任または専任媒介契約の場合は、証明書と一緒に「売却依頼主物件確認案内書」を不動産業者からもらってください。

レインズで取引状況(管理ステータス)を確認してみましょう

 

登録証明書を貰ったらまずは取引状況を確認してみましょう。
売主に向けたレインズの取引状況(ステータス)管理は、一般消費者を保護するために2016年の1月に導入されました。売却依頼をしている中古マンションがレインズ上でどう登録されているかを取引状況(ステータス)という項目で売主本人が確認できます。
レインズの利用時間は毎日朝7時から夜23時までお盆(8月14日~17日)年末年始(12月28日~1月5日)は利用できません。
レインズに物件が登録されたら、登録証明書を不動産会社から受け取ります。
その紙の下部には登録内容確認用のURL・確認用ID・パスワードが記載されているので、そちらを使ってログインをすると売主専用画面から取引状況(ステータス)を閲覧する事ができます。

この取引状況ステータスは以下の3種類です。
•公開中:他の不動産業者から問い合わせを受付けている状態
•書面による購入申込みあり:不動産業者が書面による購入申込みを受けた状態
•売主都合で一時紹介停止中:売却依頼主の事情により一時的に物件を紹介できない状態

売り出し中の状況であれば公開中になっているはずですが、ステータスが今置かれている状況と違っていれば、すぐに不動産業者に連絡して確認しましょう。
そして専属専任媒介契約および専任媒介契約をして機構に登録したマンションなどの物件が成約したときは、速やかに流通機構に成約報告を通知しなければなりません。不動産業者にお願いして必ず成約登録を行って下さい。

まとめ


マンション売却の際、不動産業者が売主と買主両方からの手数料欲しさに両手取引をしようと囲い込みをすればなかなか売れるものも売れず足踏み状態になってしまいます。
早くマンションなどの物件を売却する為には登録が任意な一般媒介でも不動産業者にお願いしてレインズに登録して、必ず登録証明書を発行してもらい自分自身でもステータス管理を定期的に行いましょう。